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Backlog World 2020 re:Union オンラインを支えたチームを紹介したい

昨日無事完走できたBacklog World 2020 re:Union オンライン。一介のメンバーの立場で恐縮だが、イベントを一緒に作ってきた運営チームの仲間達を紹介したい。正直後で見え返したら熱すぎて恥ずかしいかもしれないが、熱量があるうちに書いておこうと思う。

イベントの概要

プロジェクトに関わるすべての方々のための祭典として、コミュニティJBUG主催で年1回開催されているBacklogWorld。

新型コロナの影響で一度は中止を判断したものの、完全オンラインで再企画。多くの方々のご協力のおかげでなんとか昨日4/18(土)に無事開催の運びとなった。

視聴者の方やご登壇者の方からも嬉しいお声をいただけて、感無量である。

多くのつぶやきはこちらから。 

配信協力いただいた天神放送局様による配信アーカイブや、ご登壇者の講演資料も公開されている。こちらからご覧頂きたい。

» Backlog World 2020 re:Union オンライン - 資料一覧 - connpass
https://jbug.connpass.com/event/171485/presentation/

オンライン配信を支えて頂いた方々

天神放送局の新藤さん(@shindoy)、松井さん(@tkykmts)には、特に準備の後半で本当にお世話になった。

リハーサルで頂いた名言は多数あったが、「人間は思い込む葦である」という言葉から運営チームは皆多くを学んだはずだ。混乱した状況を想定して指示代名詞の徹底排除やシンプルな表現の利用など、オンライン生放送で考えられるリスクを徹底的に排除するための様々な指摘を頂いた。お二人の「ライブ配信で機会格差をなくしたい」というコンセプトとその日々の実践、是非多くの方に届いて欲しい。

なおLT登壇もいただいた北海道放送局の三浦さん(@miu_crescen)にもリハに参加していただくなど本職の方にも協力していただけたのは大きかった。ご厚意で万が一に備えて横にいてもらったが、出張っていただく機会がなく済んだのは本当に良かった。

re:Union運営チームの結成経緯

2月に中止の判断をした後、Backlog World 2020運営チームの中で、オンライン版で再起に向けて活動を継続するか意志確認があった。

正直ちょっと熱は冷めた感もあり迷ったのだが、半年近く活動してきてこのままなのはなんか悔しい。そしてもう一つ別の理由(後述)もあり、続けることした。高校時代バスケ部で、2年の最後の冬の大会が終わり、受験を踏まえ高3の春の大会まで続けるかどうかを各自委ねられたことを思い出す。

そんなこんなで運営チームもリブートMTGしたのが3/16。そこから約2ヶ月、濃い時間だった。その役割分担は目的指向かつ柔軟で、今風に言うとフィーチャーチーム(注)だったと思う。

注:フィーチャーチームとは
組織の枠や担当領域にとらわれず、目的指向でフィーチャー(顧客やユーザーの求める価値)の実現を目指すチームのこと。縦割りの機能分担型のコンポーネントチームとの対比で語られることが多い。

(自分のコンテンツを引用するあたりあざとい)

各自が「本業と家族ファースト」というコミュニティ活動(少なくとも我々のチームでは)の基本ポリシーだった。その中でそれぞれベストを尽くせた結果、1つの作品を作れた。無事成功だったと思うしそれはとても嬉しい。ただやっぱり今回このメンバーで一緒にやれたことは大きかったと思っている。

re:Union運営チームの紹介

では大好きなこのチームのみんなを順不同で紹介したい。

@noratorakunさん
定例への最強の出席率を誇る。あまり積極的に発言するタイプではないが、ちゃんと状況をフォローし続けられていた。本番直前に当日の配信支援とタイムキーパーという比較的プレッシャーのかかる役割を依頼されても HYY理論(「はい」か「Yes」か「喜んで」の3択で答える)で気持ちよく受け止め、なんなくこなすあたりが最高にかっこよかった。まさに漢である。

こまみさ(@komamichako)さん
大阪からという正直なかなか一体感を感じにくいと思われる環境の中で、自ら役割を持とうと積極的に発言されていたのは、中々できないことだと思う。
なおリユニオン内で伝説となった「こまみさクッキング」(ご自宅からキッチンで料理をしながら会議に参加されていたことがあったが、その絵姿と冷蔵庫に貼られている物たちが気になりすぎて、みんな会議の内容が頭に入らなかった事件を勝手にそう称している)のインパクトが最後まで頭を離れない。楽屋トークお疲れ様でした。

まっきぃ(@makky_tyuyan)さん
我らが誇るコンテンツ発信担当。いわゆる”なかの人”。同じく遠隔(札幌)での参加かつ本業でもいろいろ大変なご様子だと思われる中、ずっと熱量を落とさずにそれをちゃんとアウトプットされ続けていたことに敬服。思われていることをちゃんと言葉にされるから、一緒に仕事をしていてとても安心感があった。

みやひろ(@hiro_38)さん
同じくHYY理論の実践者でコミット力が最強。議事録は全部彼女が率先して書いてくれていた。日々悩まれていること、考えられていることを言語化されている。ちゃんと言うべきことを言えることは、そんなに簡単なことじゃない。そして常にユーザーへの心配りは忘れない。春からはJBUG東京の運営も挑戦されるとのこと。飽くなき挑戦心は刺激をもらえる。Twitter上での十二国記でのやり取りから結構アニメ好きではないかと推察。随所に自分のコメントを拾い推していただけたのもめちゃくちゃ嬉しかった。

Kohei(@aricone)さん
配信ディレクションを担当。当日のMVP。一番リスクの高い配信周りに自ら手を上げて、直前はお仕事をちゃんと調整されてまでコミットされた。最後の一週間はめっちゃMTGさせてもらった。若いのにお魚の料理されているなど、しっかり自炊されている感じもすごい。年配者の母性本能をくすぐる感じがたまらない。

たにー(@shoki_taniyama)さん
Backlogのコミュニテティマネージャ。JBUG主催というイベント趣旨もあり、ぶっちゃけ難しい立場で難しい立ち位置だったというのは容易に推察される。それでもずっとチームに寄り添って、橋本社長含めヌーラボ社内部とは我々の見えないところで様々に調整をして頂けたのだと思う。最後のプレスリリースでも応募者は大いに増えた。正直今回リユニオンできたのは完全にヌーラボさんさんのおかげ。本当に感謝したい。

かんだ(@kazumiks)さん
一番みんなの発言に❤をつけていた方。他のメンバーへの関心を大事にしようというチーム方針を一番体現されていた人かも。常に何か役割をはたそうという意志を行動に起こされているのはさすが。懇親会の幹事をいつも引き受けていただける姿勢も素敵。声が少し大きめで迫力あり。ご家族の状況もあり楽屋トークご一緒できなかったのが残念でした。

ここからはこのチームの三皇(私の勝手な命名)といえる皆さん。

Journeyman(@beajourneyman)さん
このチームの参謀。実は共通の知人がいたということで、深くこのチームにからませてもらうきっかけを作ってもらった方でもある。PRやコミュニティ経験が豊富で、天神放送局さんなどジャニさんがいなければつながらなかったご縁やアイデアは多数。re:Unionの命名者でもある。慣れないメンバーの動きをみてもどかしいところもあったはずだが、ぐっとこらえながら適切なコメントをいつもしてくれていた。オンライン開催に向けて自ら多数のオンラインイベントに参加してチームにフィードバックする。何より西馬さんとコミュニティへの圧倒的な愛情が随所に溢れ出てるのが私は好きでした。note職人。そして餃子好き。

Hiro.O(@jimmy_lab)さん
運営副委員長。企画から予算管理、ディレクション、クリエイティブ実務、そして司会やプレゼンまでスキルがオールラウンドすぎてびびる。いつも自分のことは後回し。お母さんのような存在感。結局何かコトが進むと要所で頼る事が多かった気がする。こういう方が一人はいないとこの規模のコミュニテイはまわらないということが実感出来たのは収穫。

にしうま(@beppu01)さん
「西から来た馬づらの男」でお馴染みの我らが運営委員長。精神的にはワンピースのルフィー的な存在だが、ルフィーとは真逆で正直こんなに高いレベルでバランス感覚の取れた方を見たことがないという感じ。各タスクへのレビュー力やテキストでの表現力、ゆるめるべきところと締めるべきところの見極め、演者としての安定感や表現力、いづれも漢服する。特に嫌われずに自己主張できるスキルはいつも見ていて惚れ惚れしていた。ちなみに実はプロレス好きであることを知っている。

re:Unionへの我々のもう1つの動機

今回re:Unionの成功に向けチームを動かした動機は中止へのリベンジだけではなかったと思っている。あまり当事者ではない私が書くべきではないかもしれないが、実は運営委員長の西馬さんと一緒に活動できる当面では最後のイベントだったのだ。

JBUG東京やBacklog World 2020の開催に向け献身されてきた西馬さんが、業務の都合で4月一杯を最後に当面コミュニティ活動から距離を置くことになるというのをオフライン開催中止の際に伺った。オンラインに向けもう少し余裕をもった開催という案もあったが、4月が西馬さんと一緒にやれるデッドエンドでもあったのだ。

西馬さんの一区切りとなる花道を汚すわけにはいけないというのも、チームの中には合ったのかなと思っている。少なくとも自分はそう思っていた。

そういう意味でも無事開催・完走できたのはとても嬉しい。運営のみんなも、そう思っていると思う。それぐらい西馬さんは皆に支持されていた。そしてその当日(4/18)がなんと西馬さんの誕生日だったというのも、できすぎた話だったかもしれない。

何をやるか、誰とやるか

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以上、今回私が出会った素敵な人達のことを書いてみた。

今回携わらせてもらって学んだことがあるとすれば、それはイベントやコミュニティ活動は、テーマもあるし、ノウハウとかツールも大切なんだけど、自分にとっては誰とやるかが一番大事だということだ。

もちろんディティールにもこだわってしっかり準備もしたし、経済的な部分の問題も含め多くの方々のご協力で解決できたことなどが積み重なっていることは間違いない。絵空事やきれいごとでは飯は食えないし多くの人に感動を与えることなどできないのはわかっているつもりだが、ただ今回の作品はこのチームだからこそできたことではなかったか。

住んでいる場所や価値観や世代も異なっていたが、お互いを尊重できかつ同じ熱量を持てる人が集まれた。これは本当に幸運だったと思っている。

世界には色々なコミュニティが広がっていて、ほんの少しの勇気を出せば、1クリックで繋がれる世界がすぐそこにある。自分と同じ経験ができる人が一人でも多く生まれて欲しい。自分のこの拙文が誰かの背中を押すことができたら本当に嬉しい。

正直新型コロアの影響で緊迫した状況にある人達からすれば、贅沢な活動だと理解している。こうした活動ができる現状に感謝しつつ、社会のために少しでも自分にできることを継続してやっていきたい。

昨日のイベントでテンタス小泉さん(@drunkhiro)が言っていた。「残り94個のプロジェクトはあなたが作って下さい」と。そうだ。座してイベントを見ている場合じゃないぞと。少し勇気がいるかもしれないが、その見返りに素敵な人たちとの出会いがあるなら、その挑戦、捨てたもんじゃないかもしれない。

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