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そんなことするから顧客は離れていく_マーケティングコンサルタントの提言

CRMとは何か?


何度かお話しているように、関係性マーケティングはCRMから進化したマーケティングです。

CRMというと、通販会社ではどこでも取り組んでいますね。

しかし、その実態は本来のCRMとはちょっと違うなーという違和感を私は持っています。

例えば、ステップメールだけを取り入れて「CRMをやっていますー」みたいな顔をされると「うーん・・・それだけじゃ、CRMとは言えないな」
と思ってしまいます。

しかも、そのメールの内容が顧客フォローになっていない。
売り込みの連続です。

これはCRMではないし、まして関係性マーケティングでもない。
単なるセールスメールです。

あなたの会社のCRMは本当にCRMか?


また、そういうことをコンサルティングしている方の説明を聞くと、「ステップメールを増やすとウザがられるだから、2から3回のメールで止めるべき」みたいな事を言っています。

これも「うーん」ですね。
セールスしているからウザがられるのであって、お役たち情報なら、喜んでもらえる人もいるはずです。

ちなみに、私が行っているステップメールでは、ほとんどメール拒否する人はいません。
しかも、メールアドレスが変わったら、「登録変えてください」と自己申告されてきます。

通販会社でCRMに取り組んでいるという会社のDMも同じです。

とにかく、リピートさせよう、クロスセルさせようと必死で売り込んでいます。

「これを購入することで、こんなメリットがある」ということを、ちゃんと説明できれいればまだいいですが、売ることだけに専念した内容です。

だからウザがられるのです。

だから顧客は離れていく


私たちが、メルマガしましょう、手紙を送りましょうと言っても「お客様がウザがるのでは?」「返って心象が悪くならないか?」と心配される方もいます。

それは、売り込みするからです。
フォローすることが中心にないといけません。
と私はアドバイスしています。

でも、宣伝しないと売れないから、売上にならないのでは?
と言われる方もいます。

顧客フォローは情報提供をすることです。
その方にとって役に立つ情報提供をするのです。

結果的に商品の案内をすることになるかも分かりません。

その方の固有の悩み、心配、必要性に合った内容の情報提供ですので、決して売り込みではありません。

私が思うに全く商品に関係ない情報でもいいのです。
関係性とは常に相手のことを考えていないと生まれません。

そして、関係性が構築されると、商品の紹介はお客様にとって良い情報として捉えられます。
なぜなら、そのお客様に合った情報であり、お客様が欲している情報と合致している内容をこれまで、幾度に渡って提供してきたからです。

(自己紹介)
CRMを中小企業にも無理なく、導入、運用でき、かつ効果的な「関係性マーケティングDX」のコンサルティングをしています。

拙著「行列顧客ができる、利益を生み出す統計学マーケティング」がKindle版となり新たに発売しました。よろしくお願いします。


*関係性マーケティングDXスタートプラン始めました。
【スタートプランとは?】
顧客データベースがない、もしくはマーケティングのためのデータが構築されていない場合でも、弊社でマーケティングデータベースを構築します。しかも、費用負担ゼロです。
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