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現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_社内マーケティングとは?

インターナルマーケティングって何?

以前、営業マンがいる会社では、関係性マーケティングがうまく機能しないという事例をお話ししました。

つまり、顧客との接点が営業マンなので、営業マンが顧客フォローをすることになります。

ところが、営業マンの士気が下がっている場合は、顧客フォローをしなさいと言っても、色々と理由をつけてしないことが多いです。

または、一応、「やったこと」にする場合もあります。営業日報に、嘘の報告を書くのです。

また、営業マンはそのスキルも様々なので、フォローが上手い営業マンもいれば、そうでない営業マンもいます。

このように、営業マンがいる会社では、様々な問題点が起こってしまうのです。

これを解決する方法は、2つあります。

一つは、正攻法です。
インターナルマーケティングという方法です。
これは、社内の従業員に向けたマーケティングです。

具体的には、接客能力の研修などの能力開発や、営業マンに対して権限を広げる、または、その成果によって表彰するなどモチベーションアップの施策をとることです。

この施策により営業マンの満足度が向上することで、当事者意識が高まり、顧客フォローの質が向上します。

結果的に、顧客ロイヤルティが高くなります。
つまり、関係性マーケティングが有効に運用されることになります。

しかし、インターナルマーケティングは実際に行ってみると、結構、期待通りに進まないことも多くあります。

なので、一部だけやってみるとか中途半端なことはせずに、社内の資源を最大限に使って、完璧、完全にすることが必要です。
それなりに、覚悟が要りますね。

もう一つは、顧客フォローは会社主導で行う方法です。

これは、顧客との接点は営業マンなので、邪道な方法ですが、こちらの方が取り組みやすいということもあります。

具体的には営業マンは通常営業だけで、フォローは会社が主体となって行います。

私としては、正攻法であるインターナルマーケティングをすべきと思っていますが、どうしてもその自信がない場合は、会社主体という選択肢もアリかと思います。

いずれにせよ、会社の発展と共に、インターナルを目指すことは必要です。


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