TAMPOPO NAGAI

2000年に在宅医療専門クリニックを開業。現在は多職種チームで在宅医療を主体に、有床診療所、外来の運営も行っている。平成22年には市町村合併の余波で廃止となった人口約1200人の町の国保へき地診療所を民営化。その取り組みは平成28年に第1回日本サービス大賞地方創生大臣賞を受賞。

家で臨終を迎えるとき

在宅医療専門のクリニックを開業してから二十年近くたちますが、患者さんが「亡くなる瞬間」に立ち会うことはめったにありません。先日、緊急ではなく、いつも通り診療に伺…

亡くなる瞬間はみていなくていい

当院には、全国から毎年多くの研修医がやってきます。ある研修医に、私が在宅医療の講義を行った後、その研修医の目から涙があふれて止まりませんでした。彼女の涙の理由は…

大切な人の『死に目』に会うということ

「大切な人の死に目に会えない」ことは不幸なことなのでしょうか?それどころか、この「思い込み」が逆に人を不幸にしているのかもしれないと私は思うのです。  高齢で寝…

在宅医療専門クリニック

介護保険制度が始まった2000年、私は在宅医療専門クリニックを開業しました。外来も病棟も持たずに在宅患者に特化した医療を行うクリニックは、当時愛媛県で初めてでし…

最期の瞬間に医師はいらない

元高校教師の男性のお話です。実父が脳梗塞を発症し、自宅で逝くことを望みながらも病院で亡くなった経験から、その男性は「延命医療をせず最期は自宅で看取ってほしい」と…

大雨洪水の翌日

88歳のおばあちゃん(私の自宅のすぐ近所に住んでいる)とのやりとりです、 (永井)昨夜の大雨はすごかったねえ。雨の音もすごかったし、警報や避難勧告の放送もあって寝…