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内心にひそむ確信を語れば、それは普遍に通ずる by エマソン

これはアメリカの哲学者エマソンが『自己信頼』というエッセイで述べたものである。

私は今後の世の中でこの考え方が重要になってくると思う。

もう、顕在化された課題という視点では、どんどんビジネスや団体が立ち上がりその解決を図る。

今は世界中の誰もが主役になれる時代だ。

その心は?というと、

誰もが自分の抱えている課題を深く考察し、それを社会に共有することで、主役になれる、

ということ。

能力や人脈、資産を持ったいわゆる恵まれた人たちも取り組むべき課題が必要であり、その課題は、当たり前だが、課題を持っている人から提出されなければならない。

社会的にみたら弱者にみえるような人、恵まれていない人も、そうなっている以上、そこに課題があるはずであり、それを言葉にし社会にフィードバックすることで社会を前進させることができる。

そのときに重要なことは、「確信」である。

ただただ「めんどくさい」とか「やる気がない」「不運だった」から貧困に苦しんでいる、ではなんの共感も得られる普遍性をもたない。それをさらに考察し、なぜそうなっているのか。自分の生まれた地点から遡り、一定のモデルで考察していけば課題が特定できる。

こうして、どんどん社会を前進させる種が出てくれば、世の中もっと良くなるだろう。

うまくいっている人でも、そうでない人でも、誰でも等しくこの権利は与えられている。

同じ人間であり、同じ世界に生きているのだから、疑いようのない究極的な確信は必ず他者の共感を得ることができる。

内心にひそむ確信を語れば、それは普遍に通ずる。


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