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体液や来歴のないAI人間に興奮できるか

ホリエモンが、AI彼女ができれば、多くの人は物理世界に出ていかなくなる、ということを言っていた。

たしかに、そういう現実がもう数年先までに迫っていると思う。

しかし、

体液や来歴のないAIバーチャル人間に興奮できるだろうか?

私の立場としては、あらゆる人間の欲望(社会)は、生物的な欲求を根に持つ。もちろん、言語を使う人間は、それにより倒錯するので、生物的な欲求が複雑に色んな方向にぶれていく。そういう人間観。

私自身は、美人すぎる人や理想を形にした美人画像などに、全く性的な興奮をしない。

では、どういう対象に、興奮したり、共感するか?

同じ地元で育ったとか、90年代に思春期を過ごし時代を共有したとか、そういう来歴。また、生物的、肉体的な体液や肌感、ニオイ、くささ、なども含めて我々は人を嫌悪し、愛する。

これを、宮台用語では「享楽」というのかもしれない。

私は今のところ、AIに享楽をもたらすことはできないと思う。

ただ、AIが享楽をもたらすことを目的にして、私を騙すことは、ありえるし、けっこう近い未来にあるかもしれない。


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