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就活生にとってのインターンと企業にとってのインターン

こんにちは~!安永(仮)です。

もう9月も終わりやな〜。早いなー!
今年も相変わらずいろんなことが制限されたまま年を越すことになりそうやな〜。
学生さんのなかには留学の予定が伸びたりとか、学生団体での活動が満足にできなかったりで、大学に留年するっていう決断をしている子も少なくないみたいやね。ほんまに難しい選択やったかもしれへんけどやりたいと思ったことを妥協してほしくないし大変かもしれへんけど頑張ってほしいな!

さて、今回はある学生の方から「どの季節のインターンに参加すればいいですか?」という質問をもらっていたので、このテーマで話していくで!

「どの季節の」というのは恐らく夏期、冬期といった意味で質問をしてくれたんやと思うけど、結論からいうとどの季節のインターンに参加してもよいです!
企業によっては時期によって違ったコンテンツを用意しているところもあると思うけど、 そもそも学生にとってのインターンに参加する目的って、大きくいうと業界研究や企業理解になるかと思う。その点は企業側も理解しているのでどんなコンテンツを用意していたとしても、おおよそその業界や自社に関して理解を深められる内容構成になってるで。
、、、回答としてはこんな感じです。

 ただし!!
あなた自身がインターンにいつでも参加できる状態なのであれば、できるだけ早い時期のインターンに参加したほうがいいよ!
なぜかを考えるにあたって、就活生としての視点、企業にとっての視点からインターンとはなにか?を考えてみよう!

《就活生の視点》

・早期に就活軸が固まる
先ほどもお伝えした通り、学生にとってインターンに参加する目的は、その業界や会社を知ることになるかと思います。
就活を始めるにあたって、漠然と興味がある業界や職業はあるかもしれへんけど、経験がないからそれが本当に自分に合っているのか、イメージしていた通りの仕事なのかがわからなくて不安になったり、手詰まりに感じる人が多いんとちゃうかな?実際にその不安に思っている事柄を確認する場として最適なのがインターンなわけなので、早めに参加することで、自分のなかのイメージと実際の仕事のギャップを早い段階で埋めることができます!
その結果、「思った通り」なのか「思ってるのと違った」のかが明確にわかるので、次に自分は何をするべきなのか、効率的な就職活動計画を立てることができるよな。
例えば「思った通り」なのであれば、その業界や職業についてより詳細な事業内容や働き方を知ることで、一番自分に合ったオンリーワンな企業に出会うための時間を使うことができるし、「思ってるのと違った」場合は何がイメージと違ったのかを考えることであなたが「こうあってほしかった!」と潜在的に感じる条件に気づくことができます。(まさに自己分析ですね)
早めに自分が大切にしたい条件に気づくことができれば、その視点を持って次回からほかのインターンに参加する余裕が生まれるし大事やと思うで。インターンは基本的に3年次の2月いっぱいまでなので、今からならまだまだたくさんの企業に参加することができるでー!

《企業の視点》

では、企業がインターンを開催して学生を受け入れる目的はなんやろうか?
いろいろあるとは思うけど、ほとんどの企業の目的としては、「優秀な人材との早期接触」やと言えるんとちゃうかな。 企業にとってのインターンは採用活動の入口であり、より早い段階でキラリと光る人材を発掘し、自社に入社してもらえるように接点をもつ場でもあるということやな。

・早期に内定がもらえる可能性がある
就活ルールって聞いたことある? 簡単にいうと企業の採用活動のスケジュールを定めたもののことやねんけど、下の図がまさにそれです。

流出情報⑦資料切り取り

めちゃくちゃざっくり言うと、この図みたいに企業はある程度選考スケジュールの足並みをそろえるように政府から言われている状態やねん。主な理由は、学生の本業である学業との両立を図るためで、就活一辺倒で大学での学びが疎かにならないようにと、配慮してるんやね。
これはもともと日本経済団体連合会(=経団連)という組織が策定したものやねんけど、21年卒から政府主導のもとで運営されることになって今に至るで。徐々にルールは変化していくと思うけど、大幅な変更が加わるとその時就活している学生への負担が大きいことを考慮して、特に変わっていないのが現状やな。
上の図をみてもらうと、選考が始まるのは6月で、内定が出されるのは早くても10月からということになるけど、実はこれは大きな間違いで、そもそもこのルールを策定した経団連に加盟している企業が少数であることや、このルールに則って採用活動をしなかった場合の罰則規定が特にないから、事実上それぞれの企業に採用スケジュールの判断を任せている状態やねん。その結果、インターンと銘打ってはいるものの、そこから早期選考につなげる企業が数多く存在しているというのが今の就活市場のリアルやで。
そういう背景を考えると、当然企業は優秀な学生と早期に接点を持ちたいし、他社に取られたくないという心理が働くから、インターンに早く参加した学生は、その分選考にも早く進むことができるよな。
私が潜入している企業でも、インターンに参加したうえで会社に興味を持ってくれた学生には早期選考に進めるように案内をしてるで!
当然各選考フェーズで合格を勝ち取っていく必要はあるけども、例年早い学生なら年内に内定を出したりすることもあるで。
となると、内定が出てからもまだ2ヶ月かけて他社のインターンに参加することもできるし、精神的にも比較的安心感を持って3月以降の会社説明会にも臨めるし、いいことだらけやでほんまに。笑
しかも当然企業は内定を出しているわけやから、大前提としてあなたに入社してほしい!と思っているよな。だからこそ惜しみなく企業の詳細情報を開示してくれるし、先輩社員との面談を希望すれば可能な範囲でセッティングしてくれるで!
他社選考を進めながら、内定をもらった企業の詳細情報を得ることができるので個人的にはかなり効率よく就活をすることができると思うで!

どうですか?
なんとなく就活始めなあかんとは思うけど、まだ自分のなかでやりたいこと決まってないしな~とか、計画をしっかり立ててから動こうと思ってんねんって方、もちろんそれでいいと思うし、自分がやりたいようにするのが一番やけど、敢えてこの言葉を最後に送ります!

「経験は思考から生まれ、思考は行動から生まれる」
By ベンジャミン・ディズレーリ

ではまたー!


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