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仕事が上手になる唯一の方法

コードベリー牧野です。

最近は見出し画像で遊んでいます。Canva素晴らしい、いい時代です。

今日もちょっとおこがましいですが、持論を披露したいと思います。
凡人が奮闘した末の持論なので、それなりに確信を持っているところではあります。
しかし内容としては当たり前のことな気もするので、お手すきの時に読んで頂けると幸いです。

いいたいこと

とにかく"方法"を改善していくことしかありません。
精神論は不要です。

ちょっとした背景

最近、弊社コードベリーに社会人キャリアの浅い子が数人入社してくれてまして、コロナによるzoomの隆盛も後押しして、会話することが増えて来ました。
彼らと話していると、とても基本的なことに気付かされます。そんな中で、僕自身もまだまだ未熟ですが、通った道は示せるのではないかと思いました。

今考えるとですが、10年くらい前までの僕は仕事の仕方が下手くそでした。言われたことはそつなくこなせていたと思いますが、自分で考えてする仕事は出来てるつもりで全然出来てなかったんですね。目に見える仕事は人並みでしたが目に見えない仕事は全然出来なかった。最悪の勘違い野郎です。

こちらに勘違い野郎が打ちのめされた詳細が書かれています。
ここから自分が大きく変われたことは確かです。


幸い、諸先輩方や同僚に仕事を教わり、その後教える役割にもなりました。少しずつ自分を改善していく中で、僕はここで書く持論にそれなりの確信を持つことになりました。

今も変わっていません。

「頑張れ」「どうするか考えてみて」という幻想

早速本題に入ります。

他の誰かが上手くいってない時の言葉として一番よくあるパターンなんじゃないかと思います。
僕自身もうまくいかない時、このように言われた記憶があります。

「頑張りが足りないよ」

「頭使いなよ」

「自分なりに考えてみてよ」

でも、みんなだいたい頑張ってるんですよね。一生懸命やってる人がほとんどなんですよ。それで上手くいかないので本人は非常に厳しいです。
本人も当然うまくいかないことを感じてて、仕事終わって家に帰ってふと思い出して、凹んだりしてるわけです。
なんとかしたいんですよね、でもなんとかならないので本人はやはり厳しい。

上手くいかない最大の理由

どうにかしたいけど、どうしたらいいか分からない。つまり、

方法が分からない

これが僕の持論における仕事がうまくいかない理由です。

単純に方法を知らないだけ。
もちろん、上手くなるスピードや質に個人差はあると思いますが、よい方法を知れば大抵のことは上手くなるのです。
大手外資系コンサルファームがビジネスフレームワークを開発して書籍を出版していたりしますが、これはまさに上手くいった方法を研究してみなが使えるようにしたものです。

感覚的と思われるスポーツですら、よい方法を真似るのが上達の道とされています。MLBのデータ野球もそうでしょうし、僕が習っていたボクシングもそうでした。
また武井壮さんは、自分が動く姿を録画してとにかく超一流のフォームを真似ろと言っています。

僕らの仕事だけが対象外だ、なんてことはありませんよね。

方法を改善するベストの方法

とある優秀なエンジニアでビジネスマンの方と話していて印象的だった言葉です。

イケてない自己流が最悪。とにかくパクりなさい。
凡人が最良の手に辿り着くことはほぼないので、
賢い先人の知恵を借りるのが一番。

これにはすごく共感しました。自分よりずっと賢い人はたくさんいますし、僕がぶち当たる壁で人類初の壁なんてことはあり得ない。それであれば、先人の知恵を借りればいいじゃないか、そう思います。
書籍や、今だと動画もありますし、周囲に優秀な人が多い職場であればそういう人に助けを求めることができます。
なんだよ当たり前のことじゃんと思われるかもしれませんが、実践している人は少ないように感じます。
理由は後述します。

さて具体的な方法ですが、下記の2つがベストだと思っています。

・仕事ができる人の真似をする
・仕事ができる人に伴走してもらう

そのためには、仕事ができる人を見つけて

・近くで働く
・進め方やり方を聞く
・考え方を聞く
・行動について指摘してもらう
・考え方についてメンターしてもらう
・成果物レビューしてもらう

他にもあるかもしれませんが、こんなところですかね。

もう、劇的に変わります。とにかく方法を聞くんです。本当にやってみてほしい。

その人がどう考えてその指摘をしたのか、フレームワークがあるのか、誰を参考にしているのか、などその人の当たり前を聞くのがポイントです。

また、実践してみてフィードバックをもらいましょう。いきなり上手くいくことはありません。繰り返し繰り返し失敗するしかないのです。

そして、改善において精神論は不要だと思っています。
頑張るってなんやねん。教える側は頑張るを具体的に説明しなさい。

僕の場合、ブレイクスルーの瞬間というのは突然訪れることが多かったです。
全然出来なかったことを毎日試行錯誤していると、少し上手くいったことをメンターの人が褒めてくれて、自信を得て一気に上手くなる、そんな経験がよくありました。

その瞬間を信じて失敗し続けましょう。

マインドとの関係

精神論は不要、と書きましたが、それは改善するために不要で、改善し続けるにはマインドによる影響が大きいと思います。

・誰かに教えを請う
・自分のやり方を捨てる
・これらの行為を続ける

これらの行為はどれも辛いです。恥をかきたくない、プライドが邪魔をする、などハードルがたくさんあります。
また、環境を大きく変える必要があるケースも多いです。長い間同じ場所にいると知見の積み重ねと慣れで、真似る機会はどうしても減ってきてしまう。

ここに、誰かを真似続ける人が以外に少ない理由があると考えています。

僕が必要だと思うマインドは以下です。

①素直であること、謙虚であること
②学び続けること

①素直であること、謙虚であること

当たり前ですが、どんな時でも教えを請う姿勢ですよね。年齢を重ねるに連れどうしても難しくなってくる傾向を感じています。
僕は年齢・性別・立場関係なく素晴らしいと思ったものは吸収していきたいと思っています。
(指摘とか一瞬ほんと辛いんですけどね、、、)

②学び続けること

誰かを真似るためには、幅広くいろんな知識が必要だなと思っています。真似たい人との関係を作るときもそうですし、他の誰かのやり方と比較したり、ときには専門用語が出てきたりする。また、核心を付く質問をするとか。
そういった意味で、”これ”というハードスキルよりソフトスキルが必要だと思います。
座学はジャンルは問わず、外でたくさん遊びましょう。

マインドの持ち方

じゃあこのようなマインドをどう持つか。それは

人生における仕事の目的や位置づけを明確にする

これかなと思います。
ちょっと哲学的ですが、成長したい、自己実現したい、稼ぎたい、など目的が明確になれば自然に改善を続ける考え方になると考えます。

「そんなんないわ、生きていくために働いているよ」と思われる人はこの記事を読まないでしょうから、安心してください笑
必ずなにか悩みの根源があるはずです。探してみるといいのではないでしょうか。

なお、ここではずっと仕事における成長の話をしていますが、人それぞれ生き方がありますから、人生の中で仕事の序列が低ければ、ここに書いた内容は不要でいいと思います。

優先順を決めることが大事だと思うのです。

言語化の重要性

最後に、僕自身が大事にしている言語化について書いて終わろうと思います。

言語化
あらゆることを自分の言葉で他人が理解できるように説明できるようにすること。

僕は勝手にこのように定義しています。
そして、大事にしている理由は以下です。

①自分が言葉で説明できないことは、自分が理解していないに等しい
②再現性が生まれない
③他人に正確に伝えることができない

頭の中が混沌としているのに、突然奇跡のように理路整然とアウトプットできることは絶対にないと信じています。
もし出来ても再現性はありません。そして自己満足で終わってしまうのです。

僕はこれまで多くの人から知恵を与えて頂きました。なので頂いたその知恵を誰かに返していきたいと思っています。そのため、自己満足では終わらせたくない。
シンプルに言うとこれ。

人を育成できるようになりたい

ここに書いたように、仕事が上手になるには方法を知ることが大事です。方法を伝えるには、自分の方法を言語化できている必要があります。
逆に言うと、

言語化できないと、人を育成することはできない

だと思うのです。

背中を見せる、人から盗め、真似しろ、これらはシーンによって必要だと思います。でもこれらだけだと、ただ教えることが出来ないだけですよね。
いろんな選択肢は持ちつつ、ここというときはしっかり自分の言葉で説明してあげるのが、教える側の責任だと思ってます。

強い組織づくりに繋がる

少し風呂敷を広げますが、僕は強い組織を作る方法の一つだとも思っています。言語化は一貫性に繋がります。また、当然ですが伝達する力が生まれます。これは、組織全体に正確な情報が流れることを意味します。

人類が他の生物と違うのは、他人を想像したり、想いを共有したりすることです。それが出来るので、人間だけが組織を作れるんですよね。

弊社コードベリーもそうですし、これから作る法人もこのように強い組織にしたいなぁ。妄想。


またそれなりの文字数になってしまいました。
長文読んで頂き、ありがとうございました。

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