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壱岐で出会った動物たち

壱岐島の旅を楽しんだ。今回は神社を巡る旅でもある。
それぞれの神社に鎮座している狛犬たち。邪気を払い
神前を守護する狛犬の表情も様々だ。正確には、右側が
獅子、左側が狛犬とされているという。また一般的に
向かって右に阿(あ)形、左に吽(うん)形が構えている。
また阿吽には、万有の始源と究極とを象徴する意味も
あるという。それを知ると狛犬の見方も変わってくる。

阿吽(読み)あうん
サンスクリット語のア・フームa-hūの音写。密教では、「阿」は口を開いて発音する最初の音声で、すべての字音は阿を本源とし、「吽」は口を閉じて発音する音声で、字音の終末とする。また、阿は呼気、吽は吸気であるとともに、それらは万有の始源と究極とを象徴する。

コトバンクを参照
最初は天手長男神社の狛犬
こちらは芦辺港の住吉神社にて
なごやかな表情に癒やされる
壱岐の中でも新しく建てられた壱岐神社
右側には口を開いた「阿形」
左側には口を閉じた「吽形」が構えている
猿の石像で有名な男嶽神社にて
迫力のある狛犬の表情もよい
吽形の狛犬は子ども連れの「子取り」という様式
住吉神社の参道にも狛犬が鎮座している
個性的な表情だ。神社を訪れる楽しみがまたひとつ増えた
また壱岐島で思い浮かべる動物の形といえば、やはり猿岩
壱岐島にはゴリラ岩もある。言われてみればそう見えてくる
これは猿でもゴリラのようでもある
色合と形、これもきっと猿だろう
その猿のような建物の先に、おさる街道が続いてく
道案内の標識の下にも三猿
男獄神社でも三猿が出迎えてくる
男獄神社は猿田彦命をお祀りする神社
猿田彦命にあやかって奉納された猿の石像たち
かわいらしい三猿の石像も
猿の石像たちの佇まいに惹かれる
ここでは、さまざまな猿の石像に会える
また壱岐島には人ととの関わりの深い牛のイメージもある
神社にも牛の石像が奉献されている
アートな雰囲気の牛の石像に
美しい牛のオブジェや
楽しげな牛のアートにも出会った
牛とくれば馬。馬も重要な動物だ
壱岐の歴史には馬の存在も欠かせない
他にも、鳥が描かれたガラスや木の板に
象のオブジェなども
これは象ではなく貘。それと龍
龍といえば、住吉神社の手水が印象的だ
神社のカフェにはきりんのぬいぐるみがあったり
ゲストハウスではタコらしきオブジェも
そして空港には鹿のぬいぐるみ
人面石くん。これは動物ではないか



壱岐で出会った動物たち。というより動物の姿をした
ものたちというほうが正確だ。道端でのんびりとした
様子でくつろぐ猫などを眺めるのも楽しいが、動物が
様々な形に姿を変えた像やオブジェ、アートも好きだ。
旅先で、それらに出会うとつい写真におさめたくなる。




旅をすれば、様々な楽しみが待っている。豊かに広がる
自然、時の流れを感じる場所、デザインされた建物、
そして動物の姿形をした彫像なども。旅をすることで、
風景に入ってくことによって、見えてくるものもある。


その角を曲がった時、視界がぱっと開けた時、目の前に
ふと、おもしろいものがあらわれる瞬間が好きだ。旅と
は点と点でなく、線でつながっていると思っている。
今まで見た風景、道の先に続く景色。旅する程にそれら
はつながる。やはり未知のものに出会う旅は楽しい。

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