壱岐で出会った動物たち
壱岐島の旅を楽しんだ。今回は神社を巡る旅でもある。
それぞれの神社に鎮座している狛犬たち。邪気を払い
神前を守護する狛犬の表情も様々だ。正確には、右側が
獅子、左側が狛犬とされているという。また一般的に
向かって右に阿(あ)形、左に吽(うん)形が構えている。
また阿吽には、万有の始源と究極とを象徴する意味も
あるという。それを知ると狛犬の見方も変わってくる。
壱岐で出会った動物たち。というより動物の姿をした
ものたちというほうが正確だ。道端でのんびりとした
様子でくつろぐ猫などを眺めるのも楽しいが、動物が
様々な形に姿を変えた像やオブジェ、アートも好きだ。
旅先で、それらに出会うとつい写真におさめたくなる。
旅をすれば、様々な楽しみが待っている。豊かに広がる
自然、時の流れを感じる場所、デザインされた建物、
そして動物の姿形をした彫像なども。旅をすることで、
風景に入ってくことによって、見えてくるものもある。
その角を曲がった時、視界がぱっと開けた時、目の前に
ふと、おもしろいものがあらわれる瞬間が好きだ。旅と
は点と点でなく、線でつながっていると思っている。
今まで見た風景、道の先に続く景色。旅する程にそれら
はつながる。やはり未知のものに出会う旅は楽しい。
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