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いつか緑の声を聞き取れるように

旅では道中の風景も楽しみながら

街のかけらをたどる旅を続けている

またいつものように自転車に乗り始めた小さな旅で、
枚方を越えて東へと進む。大阪から京都に入り、目的地
はもうすぐの所で、通りに緑があふれる気になる建物。
道中の寄り道も旅の一部で、思わぬ出会いを楽しんで。


樹木と建物のシルエットが気になって
自転車を停めて寄り道を。南国風の大きな樹木はシュロかな
足元のロックガーデンにはニューサイラン
その奥には雑木の庭の雰囲気も
NIWAMASA。ここは庭づくりの会社の事務所兼ショールーム
エントランスのゲートのまわりの緑も見上げつつ
ショールームにも立ち寄って
建物の周りに植えられた樹木の名前を確かめて
ノムラモミジは濃紫が転じてノムラになったという
緑は見上げたり、見下ろしたり
足元にはセンポニウム・シエナ。いろんな緑を少しずつ
ショールームの中では砂利のサンプルにひかれたりも
寄り道はいつも旅の予定を押すけれど
そこには予定にない楽しみがあって
そして旅の思い出の風景に

株式会社庭雅。庭づくりの仕事に憧れている

建物のデザインはこちらの事務所

日常の街角に、旅先の風景に緑の姿に目を留めている。
緑のお店に引き寄せられるように、寄り道も楽しんで。

緑にふれながら緑の名前も少しずつ

いろんな緑があってとても覚えきれないけれど

気にして眺めて楽しんでいけばいつかきっと

そして緑は季節によって風景に彩りをあたえ

季節ごとの楽しみを与えてくれる

緑に目を留めれば、いつかその声も聞き取れるように

日々で常に目にする緑の風景。店先の緑も好きだが、
もちろん自然のままの緑にもひかれている。それは
季節によって姿を変えていく。しんとした風景に草木
が芽吹き始め、やがて様々な花は風景を彩り、新緑は
芽生え、緑は太陽の光に輝く。季節によって葉を保つ
もの、葉を色づかせるもの。緑であった葉は色づいて、
やがて地面を埋めていく。緑の声が聞けたなら、季節の
変化を感じることができたなら、どんなに楽しいこと
だろう。緑には名前があって、それぞれの持つ意味
もある。それらを知り、旅や日常を楽しんでいきたい。


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