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建築に込められた想い。時代をこえて受け止めたい

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建築には、それらを作った人の思いが詰まっている。そんな思いを感じることができればと、建築を見に足を運びます。
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2024年5月の記事一覧

そしてキャンパスをめぐり楽しんで

近畿大学に連なるな建物をたどりつつ その先に広がるキャンパスをめぐり楽しんで。時間を 少し気にしつつも、まだまだ続く建物をたどっていく。 ふと自分の学生時代を思い出す。テストの期間にしか 訪れなかった図書館。関連のない施設には訪れること もなかった。せっかくの大学生活に施設を使わない手 はないはず。もう一度学生に戻り様々なことを学んで みたいと思い浮かべ、キャンパスめぐりをもう少し。 以前のオープンキャンパスの活気あふれる様子も この建物は英語村E3といい、英語を楽しく

建物はキャンパスの風景をつむいでいく

様々なデザインで構成された建物を楽しんで 近畿大学のキャンパスを動画でも 東大阪に位置する近畿大学の魅力的なキャンパスを めぐる。その中にそびえるアカデミックシアターや、 世界で唯一のコンセプトを持つビブリオシアターを 外から眺めながら、建物の奥へ進む。2017年に竣工 のアカデミックシアターを取り囲むように、2019年 に建てられた近畿大学6・7・18号館。それらは都市 を構成するように、キャンパスの風景を紡いでいく。 近畿大学には魅力的な施設であふれている これら

感性を刺激するアカデミックシアター

近畿大学の東大阪キャンパスに広がる景色を楽しんで 今度は東正門を西へとくぐり、道路をはさんで西側に 広がるキャンパスへ。今回、大阪の南への旅の目的の ひとつとして目指したアカデミックシアター。そこは 文理の垣根を越え、社会の諸問題を解決に導くための 施設として建設された。1号館から5号館のデザイン の異なる建物が融合し、驚きの空間が広がっている。 建設されたのは2017年で、NTTファシリティーズに よる設計。今でもその斬新さは色褪せず輝くようだ。 中之島美術館を彷彿とさ

次は東大阪市にあるキャンパスを目指して

大阪を南へと進み、八尾市で折り返して  自転車をのんびりと走らせ、道中の建物をたどって、 東大阪市に位置する大学キャンパスへとやってきた。 その名は近畿大学。2024年の大学志願者数が全国で 1位であるといい、注目を浴びている大学でもある。 近畿大学は近大マグロでも有名に 今回の大阪を南へと向かう旅の目的の一つとしていた 近畿大学のキャンパスへの訪問。大学内へ立ち入れる かはさておき、まずはキャンパスが広がる街へ向かう。 いつものように守衛の方に挨拶し、学外者でも敷地内

建物が発するメッセージをたどりながら

サクラクレパスの本社を後にして 今回は大阪の南へと進む旅。道の途中の建物も目に 止まる。気になる建物があれば、自転車を降りて建物 の周囲をぐるりと歩く。その形状にデザインの意図を 感じながら、正面や側面と角度をつけて眺めてみる。 東畑建築事務所によって手掛けられた こちらは安井建築設計事務所によって 今度は昭和設計によって 設計事務所によって手掛けられた建物。水平ラインや 垂直ラインが様々に組み合わされ、変化がつけられて。 そこに込められたコンセプトを感じて、振り返

創業100周年を迎えたサクラクレパスへ

守口市にある大阪国際大学のキャンパスを後にして 旅をしては旅を振り返る。その中で、いろんなものを 目にして思いをはせて。今できることを積み重ねよう。 風景を眺め楽しみつつ、対象へと寄ったり、引いたり。 そして旅は続いていく。今回は大阪を南へと向かう旅。 大阪国際大学と同じく、安井建築設計事務所によって 1921年に創業し、100周年を迎えたサクラクレパス 大正時代、山本鼎によって推進された自由画教育運動。 その自由画の描画材料として、注目されたクレヨンは 舶来品で高価

今度の旅は大阪を南へと

昨年に10月に関西に戻り始めた旅も京都から奈良へ、 そしてまた京都の京田辺へと旅を続け楽しんでいる。 しばらくは関西をめぐる旅。今度の旅は大阪を南へと。 いつものように自転車にまたがって、朝の風景を進む。 ピクトサインをたどるのも楽しみのひとつ こちらで新一号館のフロア構成も 新一号館のエントランスはインパクトのある空間に 大阪を南へと進み大阪国際大学に立ち寄って。まずは 警備員の方に挨拶して、大学を見学させて欲しい旨を 伝え名前を記入する。大学によって部外者への対応

アートあふれる空間と白い建物と

週末の旅を楽しんでいる。そしてまた日常へと戻り、 日々に目にする建物も楽しんで。ブリーゼブリーゼは 大阪の西梅田に建つ複合施設。白で構成された外観と 内部空間や所々に設けられたアート、展望フロアから の眺めなど、いろいろと見所のある心地のよい場所。 光は様々なものに色を与えて ハービスOSAKAの開閉する屋根もいつか見てみたい アートあふれる白い空間と建物を楽しんだ。白で構成 された建物から、過去に訪れた白い建物も思い返して。 旅するように日常を歩き、日々で出会う空間

この街で永く愛される建物へ

日本三大八幡宮が位置する八幡市をあとにして 自転車の旅も最後の建物へと向かう。旅先では様々な 建物を見て回っているが、中でも低層で垂直と水平線 で構成されている建物が好きだ。高さが抑えられ、横に 広がることで、圧迫感は抑えられ空との関係性を持つ。 そして旅の終わりに、枚方市総合文化芸術センターを 訪れた。ここは関西医大タワーのすぐ側で、ちょうど 行きの道中にも建物の近くを通りすぎた。京田辺から 八幡への風景を楽しみながら、ようやく日が落ちる前 に枚方まで戻ってきた。最後の

白い素材と空と光が重なる空間へ

自転車の旅は京田辺から八幡市へ 今回の旅では京田辺でもキャンパスに訪れて 道中の風景や建物を楽しみつつ、京田辺から大阪への 帰路へとつく。せっかくここまで来たので、少し遠回り となるが八幡市をまわって大阪へ。その途中では白い 壁にオレンジのロゴが映える大学施設に立ち寄って。 特徴のある様々な建物を設計されている 街の数字も楽しんで。やはり7といえば 今回は枚方キャンパスを訪れて 摂南大学枚方キャンパスに建つ7号棟と8号棟。白い 外壁は光をうけて乱反射し、建物の形を

ルーバーの建物をたどって八幡市へ

縦のルーバーを用いてデザインされた建物をたどり、 八幡市の中心部へとやってきた。そこには2023年に 竣工した八幡市庁舎が建つ。摂南大学枚方キャンパス から大阪へは遠回りも、せっかくなので足を伸ばして。 人の仕草や題名の意図を感じながら 公開された図面も。水害に備えて庁舎機能は2階から 建物の外壁には様々な意味が込められて 設計は山下設計。敷地全体が完成するのを楽しみに 京田辺市から松井山手駅を越え、摂南大学の建つ丘を 過ぎ八幡市までやってきた。新しい建物から古い建

旅ではいろんな所に立ち寄って

一休寺で人生について思いを巡らして 有漏路より無漏路へ。人生がこの世からあの世への つかの間のひとときであるならば、臆することなく、 起こりうること全てを受け止め、精いっぱい楽しんで。 心も体もひと休みした一休寺を後にして、旅の続きへ。 日々の暮らしや旅先にて、いろんなものを意識すれば 意外な角度からの動画も楽しんで SPAは九州への出張で体験済みに 設計されたの森村政悦建築設計事務所 建物の外観に動きを与える斜めの線にひかれつつ 様々な円の形に出会ったり 大

キャンパスに広がる風景も楽しんで

国宝が安置された寺院を後にして 大学施設を散歩するのも旅の楽しみのひとつ けいはんな学研都市の田辺地区は、同志社大学を中心 とする大学教育研究施設などの整備が図られた地域。 次は同志社大学の京田辺キャンパスへ。同志社大学は 新島襄によって、その前身である同志社英学校として 1875年に創立された。新島には大学の完成に200年と の思いがあったといい、同志社大学は志の実現に向け 歩み続けている。また、もう一つのキャンパスは京都 御所の北側の今出川に位置していて、同志社大学誕

青いタイルとコンクリート打ち放しの建物へ

同志社大学の京田辺キャンパスをめぐり 気になる建物があれば、じっくりと周囲を歩いてみる。 青いタイルとコンクリート打ち放しの建物は、他とは 一線を画したデザインで存在感を放っている。濃淡の 灰色がかる青いタイルの壁面は、杉板のコンクリート の打ち放しの外壁と調和して、建物全体を包み込む。 言館はウエディングの会場にも 京田辺キャンパスの建物をまた動画でも楽しんで 同志社京田辺会堂は、京田辺キャンパスでの初めての 宗教施設として、2012年に行われた国際コンペにより 選