コンタクトレンズ市場拡大と高付加価値化について
コンタクトレンズが高価格帯にシフトしているそうです(日経新聞 3月26日付 値札の経済学)
コンタクトレンズの市場規模は拡大しており2022年は2,824億で13年から約5割成長しているそうです。
コンタクトレンズ装用者が約1,500万人と言われておりますので、日本人の10人に1人はコンタクト装用者ということになります。
現在も装用者数は増えており、その理由としては年齢層の拡大になります。
若年齢者層では、近視の子供が増えていること。高齢層では、装用になれた人たちが中高年の領域に入っていることが上げられます。
子供の装着開始時期が早まっていることは、親のコンタクト装用歴というのも要因としてはあるだろうと思います。思春期は眼鏡に抵抗を感じる子もいますし、そういった感情を理解できる親も比較的子供のコンタクトに前向きになると思います。
私自身は、10代後半から30代半ばくらいまでは毎日コンタクトでした。最近は基本眼鏡になり、スポーツをする際には曇るのがいやでコンタクトをしています。毎日着けていないからか、すぐに違和感を感じてスポーツが終わるとすぐに外してしまいます。ワンデーのコンタクトで2~3時間で外すのはもったいないな、と感じています。
コンタクトを買いに行くと遠近両用をすすめられて、割高であるのは承知の上で着けているのですが、調節力については眼鏡の方が違和感ないというのが感想です。
装着感を良くしたシリカハイドロゲルが高機能品となりますが、こちらも割高です。
コンタクトレンズの代替品としては、眼鏡の他に、レーシック、眼内レンズなどもあります。レーシック、眼内レンズは手術が必要となりますので、安心感という点ではコンタクトの方が良いと感じるかもしれません。
ただ、異物を目に長時間入れるわけですから、ドライアイだったり上まぶたが瞳の上にかぶさる眼瞼下垂のリスクが高まると言われています。
これからも近視の人は増加しているようですので、今後、どのように技術革新が起きていくのかも気になります。一番良いのは近視を治してしまう薬剤か医療機器が開発されることですけどね。
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