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Pledge 1%の意味とは

セールスフォースの創業者のマーク・ベニオフ氏の言葉です。

Companies can do more than just make money, they can serve others.The business of business is improving the state of the world.

企業はお金を稼ぐ以上のことができる。彼らは他人のために尽くすことができる。ビジネスの中のビジネスは世界を良くすることである。

The real joy in life comes from giving. It comes from service. It comes from doing things for other people.

人生における本当の喜びは与えることである。それは奉仕によって得られる。それは他人のために何かをすることで得られる。

オラクルのトップエグゼクティブの1人だったベニオフ氏は、人生の意味を見つけるために長期休暇をとってインドへ旅し、そこで出会った精神的リーダー、Mata Amritanandamayi氏の影響を受けて、ビジネスのパーパスや戦略に公共奉仕を組み込むことに信念を持って取り組むようになります。

オラクルを退社しベニオフ氏はワンルームのアパートの一室からセールスフォースを立ち上げます。立ち上げ当初から企業の利益のモデルの中に社会プログラムを組み込んだシステムがPledge 1%です(当初の呼び名は1-1-1システムでした)。

従業員の時間の1%
製品の1%
資本の1%(利益の1%の場合もあり)

これらを社会活動に充てるという誓いです。
この活動は2022年までに100カ国以上、15,000社に広がっています。

Pledge 1%は、マーク・ベニオフ氏の想いを体現するブランドです。Pledge 1%を選択するということは、マーク・ベニオフ氏への共感以上の一体感を持つことができるのです。

まとめ

”利益は企業にとって酸素のようなものである。酸素がなければ人間は生きてはいけない。しかし、あなたがただ息をするために生きているのならば、あなたは何かを何かを見失っている。”ピーター・ドラッカー

利益を追求することは重要です。ただ、同時に社会に何ができるのかを追求すること。それこそれがパーパスであり、ブランド価値の向上にもつながります。

参考文献はこちらです。

最後までお読みいただき有難うございます。

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