アップル「ビジョンプロ」は”買い”なのか?
アメリカでアップルの初のゴーグル型ヘッドマウントプレーヤーが発売になりました。アップルの新カテゴリーの商品としてはアップルウォッチ以来9年ぶりということになります。
アーリーアダプターとまではいかなくてもそれなりに新しいもの好きの私ですが、今回はかなりハードル高く感じます。
なにせ、日本円で52万円ですから(US$3,499)!
日本での発売時期は今年の後半くらいじゃないかと言われていますがよほどのアップル好きでも躊躇するレベルかもです。
一方でアメリカでは1月からの予約開始ですでに18万台、1年目で30-40万台の販売が予測されています。
円安とか日本の経済力低下も嘆きたくなるところですが「ビジョンプロだけで2,800ドルのパソコン、1,500ドルの巨大テレビを代替できると思えばお買い得(日経記事より)」という見方もできるので決して高すぎる買い物ではないのかもしれません。
とはいえ、対抗品のMeta Quest 3は74,800円($499.99)ですから7倍の価格差は大きいです。実際そんなにすごいのか?ということで、評価の声を探ってみました。
評価記事を見ていると複合現実(MR)の世界はかなりインパクトが高く、まさに、ティムクックCEOの「魔法のような体験」というのは言いすぎではないようです。
現実の景色の中にアイコンが浮かびあがって、視線と指の動きだけで操作も簡単みたいです。
使ってみたいと思ったのは「イマーシブビデオ」です。180度の映像で、その場にいるかのような臨場感が味わえるそうです。
iPhone15 pro で撮影できる「スぺ―シャルビデオ」だと自分で撮影した映像の中に入り込めるような感覚を味わえるそうで、たとえば、自分の幼稚園の入園式に大人になって入り込めるとかって、まるで「ドラえもん」の世界ですよね。
課題としては、やはりまだ重いので長時間利用はしんどそう、パーソナル利用向けで他の人が共有はちょっと難しい(家族で一台とかにはならない)、今後専用アプリがどれだけ開発されるのか、などみたいです。
この機種が上手くいけば、次は大衆向け価格の商品も出してくるという噂もあるのでそこまで待った方がいいのかな、と思いますが、それでもすごく興味だけは膨らんでいきます。
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