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士業経営の落とし穴【みんなハマる】 第10話 組織なし

士業は経営に向いてない。組織化が苦手だから。

ビジョンを共有した人たちで何するか決める

何するか決めたらどうやるか決める

つまり、

組織風土が戦略を決める

戦略が組織構造を決める

結局、自分たちが、自分たちの在り方を決める。

自由かつ民主的な小社会集団が、気分良く成果に繋がる企業組織。

こういう風に書けば組織化しない手はないと思いますが、さにあらず。

難しくないのに、型を知らないばかりに、組織化が苦手になる。

この手の話し合い、の基本的な型は、聴き合い。

やってきたこと 過去

やりたかったが、できてないこと 過去

やってみたいこと 現在

この歴史と理由を明らかにして、共有すると、共通するチャレンジ課題が見えてきます。

未来はすでに確定しています。

今、何をするかだけが自由。

しかし、みんなで自由に考えると士業経営者でなくても自由な権力を失う不安に苛まれます。

ここが、重要です。
自由は責任を伴い、同時に権限を必要とします。
責任の配分の仕方により権力分散ではなく、権威霧消でもなく、権限委譲が可能になります。

なんか責任という言葉は英語にするとレスポンシビリティとライアビリティ(フォールト(過失)に基づく償いという意味)の2つの意味がありそうで分かりにくいのですがここでは広めのレスポンシビリティという自己の責務的な意味です。

レスポンシビリティの配分が組織の要。これを自分たちが決めていく。
ワクワクしませんか、ね。


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