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士業経営の落とし穴 tips  家康公遺訓にみる現代的処世術①

戦国時代を終わらせて「江戸の平和な時代を創った(創業より守成。破壊より建設が難しい)」、徳川家康公の遺訓について、私の個人的見解を紹介します。

この遺訓の姿かたちは古めかしいものですが、その機能を、今に通じる処世訓として考えています。

いろいろな教えは、宇宙観・世界観・社会観・経済観・人生観・生活観など、様々な観点から解釈ができます。

非常に有名で汎用性のあるこの遺訓を、世の中での暮らし方についての教えとの捉えかたを話します。

まず処世訓とは、“世に処する”と書かれる通り“世”は“人の世”なので、人間関係のことです。人間関係を上手く対処して自分が幸せになるためには、どのようなことが必要か教えていると考えます。

家康公の遺訓は、元々の入口は儒教だ、とか渋沢栄一さんがおっしゃっています。そのため、立派な人間になるには、思いやりや、やるべきことを行動することが大事だということをベースにしていると思います。

ここではいわゆる個人心理学的なアプローチを取り入れながら、処世訓の機能をもっと分かりやすく、今の生活の中ですぐに使えるためにお話しをします。

②へ続く

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