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【中日】関大・金丸夢斗投手を密着マーク報道 強竜再建へ正しい1歩を踏み出したといえる理由 ~9/2~

中日が関大の最速154キロ左腕・金丸夢斗投手をマークすると報道がありました。

来季、誰が指揮を執っているのか分からず、指名を公表したわけでもありませんが、強竜再建に向けて正しい1歩を踏み出しました。


先発陣の整備が急務

中日は今年のドラフト1位で、投手を指名するべきだと考えています。

今季は開幕前の想定より、先発陣が苦しみました。柳裕也投手、メヒア投手が不調に陥り、涌井秀章投手が故障。期待された梅津晃大投手や根尾昂投手が思うような成績を残すことができず、厳しい夏となりました。

高橋宏斗投手や松木平優太投手など、明るい材料がないわけではありませんが、先発陣の整備は急務です。

今オフ、小笠原慎之介投手がメジャーに挑戦する可能性も考えると、補強の重要性が増します。

侍デビューでみせた衝撃

金丸投手は、3月の欧州代表との試合で侍ジャパンデビュー。2イニングのみの登板でしたが、150キロ台の直球とカーブ、チェンジアップ、スプリットで相手を圧倒。

打者6人を完璧に抑え、そのうち奪った三振は4つ。左打者とは対戦しませんでしたが、(ドラフト)1位指名は間違いない投球をみせました。

一方、気がかりなのは春のリーグ戦で故障した腰の状態。

草加勝投手に続き、ドラフト1位選手が1軍で登板もできないとなると、チームの構想が崩れます。

秋のリーグ戦で状態が万全であれば、競合覚悟でも1位指名すべき投手です。

ドラフト候補の評価を考えると

夏の甲子園が終わり、今年は奥川恭伸投手(ヤクルト)や藤浪晋太郎投手(メッツ傘下3A)のようなスーパースターはいませんでした。

U-18の成績で評価が変動する可能性もありますが、将来性豊かな投手が多い印象を受けました。

野手に目を向ければ、大型遊撃手として注目される明大の宗山塁選手がいますが、今の中日が真っ先に補強すべきポイントかと問われれば違います。

村松開人選手、龍空選手などに負けない力を持っていますが、巧打の左打者が渋滞するデメリットがあり、ここ最近のドラフトと我慢が無駄になってしまいます。

愛工大の中村優斗投手を含め、1年目から先発として期待できる投手を指名することが、強竜再建に向けた正しい1歩といえます。

【参考サイト】


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