【中日】スタートダッシュ成功へ 鍵を握る選手と采配は・・・ 〜2024〜
2024年シーズンがいよいよスタートします。
勝負の3年目を迎える立浪監督は、例年以上に開幕メンバーを公表しています。
開幕投手の柳裕也投手に加え、二遊間は田中幹也選手とロドリゲス選手、三塁は高橋周平選手、「4番」は中田翔選手と、ほぼチームの骨格が判明しています。
オープン戦でソフトバンクと同率首位に輝いた勢いそのままに、スタートダッシュを決めることができるのか。
今回は、スタートダッシュ成功へ鍵を握る選手と采配を紹介します。
開幕スタメンは・・・
まず、開幕スタメンは、中田選手が最後に出場した3月22日のロッテ戦がベースになると考えています。
以下、予想スタメンです。(敬称略)
①センター 三好
②セカンド 田中
③ライト 細川
④ファースト 中田
⑤サード 高橋周
⑥キャッチャー 木下
⑦レフト ディカーソン
⑧ショート ロドリゲス
⑨ピッチャー 柳
昨年、ヤクルトの開幕投手・サイスニード投手と相性が良かった木下拓哉捕手を6番に上げ、打線の前半部分にやや重きを置いた布陣になると予想しています。
開幕戦後は、ディカーソン選手の打順を上げ、高橋周選手と木下捕手の打順を日々模索していく形になると考えています。
鍵を握る三冠王
鍵を握るのは、細川成也選手です。
神宮球場で戦う以上、中日らしいロースコアの接戦に持ち込むことは難しいです。
1試合だけなら可能かもしれませんが、3連戦全てでロースコアの接戦になることは考えにくいです。
中日には自慢の投手陣がいるとはいえ、4点前後の失点は仕方がありません。
積極的に得点を奪う必要がある以上、オープン戦チーム三冠王の細川選手の活躍は必要不可欠です。
サイスニード投手攻略の鍵
昨年の8月以降に、サイスニード投手と対戦したのは4試合。
神宮球場では2度対戦し、いずれも中日が勝利しています。
その要因となったのは、試合序盤にホームランで先制点を挙げていることです。
先制点の重要性が高まる中、初回に打席に立つであろう細川選手の一振りで主導権を奪うことができれば、勝利に近づきます。
スタートダッシュの鍵を握るのは、細川選手です。
3連敗以上に避けたいこと
采配面では、リリーフ陣の起用法が鍵を握ります。
3連勝が理想ですが、オープン戦トップの防御率を記録した吉村貢司郎投手が2戦目で登板することが予想され、簡単ではありません。
3連敗も避けたいところですが、それ以上にリリーフ陣に負担がかかる起用だけは避けなければいけません。
いくら強力とはいえ、昨年は松山晋也投手をイニング跨ぎさせたり、マシンガン継投を行いました。
勝利を目指すうえで選択肢の1つとなる作戦ですが、開幕カードから多用すれば夏場が心配になります。
目の前の勝利も大事ですが、シーズンは長いです。
まずは1勝を目指し、先を見据えた起用が求められます。
【参考サイト】
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