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【ドラフト2024】身長198センチ左腕・藤田琉生投手の2つの魅力 センバツV左腕の先輩超える好投手 ~8/12~

◇8月12日 東海外相模4-0富山商(甲子園)

身長198センチの大型左腕が甲子園で躍動しました。

東海大相模のエース・藤田琉生投手は、初回から147キロを記録する立ち上がり。直球を5球投じましたが、144キロ以下はありませんでした。

恵まれた体格から繰り出される直球、ナックルカーブのような大きい曲がりをみせるスライダーを武器に三振の山を築き、7イニングで13個の三振を奪う好投。

プロ入りを志望すれば、確実に指名される大型左腕です。


松井裕樹投手(パドレス)を彷彿

藤田投手の魅力は、スライダーと長身です。

ナックルカーブに近い大きな曲がりのスライダーは、スタメンに右打者を7人並べてきた富山商打線を翻弄しました。

右打者の膝元に消えるスライダーは、パドレス・松井裕樹投手の高校時代(桐光学園)を彷彿とさせます。

13個奪った三振のうち、スライダーが決め球になったのは8個。藤田投手の魅力であり、最大の武器です。

高身長を活かす土台

また、身長198センチという個性は強烈で、なおかつ器用なプレーをみせます。

1-0とリードした5回裏、1死一塁。エラーで出塁を許した走者を、いきなりけん制で刺した場面は、総合力の高さを証明しました。

自ら崩れかける気配をみせた時もありましたが、投球以外の技術で補えることは魅力です。

プロでも中々いない希少な身長を活かす土台を持っている藤田投手。

大型左腕として評価し、指名を検討する球団が複数現れることが予想されます。

巨人・石田隼都投手を上回る

藤田投手は降板する7回まで球速140キロ台を計測し、スタミナ面も魅力があります。

140キロ後半を計測する球は数えるほどしかありませんが、超高校生級であることは間違いありません。

プロでも珍しい長身左腕、曲がりの大きいスライダーはプロでも十分武器になります。

東海大相模のエースとして2021年の春の甲子園を制し、巨人にドラフト4位で指名された石田隼都投手を上回る左腕です。

【参考サイト】


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