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【中日ドラゴンズ】守備位置を大幅変更!新たな可能性と外れた選手の行方 ~5/17阪神戦~

前日負けたことで、借金10に到達してしまったドラゴンズ。若手が多いとはいえ、5位巨人とは3.5ゲーム差。最下位にポツンと置いていかれようとしています。

しかし、このまま黙って最下位に沈むわけにはいきません。立浪監督は早速、オーダーを大幅に改造。石川昂弥選手を一塁福永裕基選手を三塁で起用する新オーダーで挑みました。

試合は、細川成也選手の本塁打が飛び出しましたが、1対3で敗戦。これで4連敗となりました。

12球団最多のエラー数

選手を大幅に入れ替えたというより、守備位置を変更した立浪監督。捕手の木下拓哉捕手以外、昨日に続いてスタメンに選ばれた選手は全員守備位置が変わりました。

中でも、注目は石川昂選手の一塁起用と、福永選手の三塁起用。昨年まで一塁はビシエド選手、三塁は高橋周平選手が務めていましたが、新たなパターンが生まれました。

この守備変更が成功なのか失敗なのかは数試合通して見ないと分かりませんが、ドラゴンズは試合前まで12球団最多となる28エラーを記録。波に乗り切れない要因の1つとなっていました。

ビシエド選手の立場

石川昂選手のコンディションが万全ではないのか、ここまでリーグ2位タイとなる6エラー。ミスを責めるつもりは全くなく、むしろ膝の状態が不安です。

三塁に比べ、少しは負担が和らぐという判断でしょうか。打撃は高い素質を持っているだけに、守備の負担を軽くして試合に出場させたいという意図がみえます。

仮に石川昂選手の一塁起用がハマった場合、ビシエド選手の去就に影響してきます。石川昂選手はまだ21歳。竜党が望む若き和製大砲です。

現状では石川昂選手が優先的に出場することが見込まれ、この起用法はビシエド選手の立場がさらに厳しくなっていることを意味するのではないかと感じます。

開幕からの課題

打順は2番に好調の福永選手を上げ、3番に岡林勇希選手を据えました。8番には4月28日以来のスタメン出場となった龍空選手。阪神の先発・西勇輝投手に対し、右打者4人、左打者4人とバランスの良い打線で挑みました(投手除く)。

しかし、この日は1得点。打線が繋がることはなく、いきなり結果を残すことはできませんでした。

安打数は阪神を上回っているだけに、後はチャンスを生かせるかどうか。開幕から課題のこの部分を解決できれば、上昇する可能性があります。

そろそろ交流戦に向けて

その可能性を秘めているのは、ベンチに控える選手達です。

特に、ここまで打率1割7分4厘と苦しみ、スタメンの機会が減ってしまった高橋周選手の逆襲が必要になる試合が出てくるでしょう。

石川昂選手に三塁を奪われ、福永選手にも譲った三塁のポジション。守備だけでみれば高橋周選手が抜けているだけに、特にDHのある交流戦で高橋周選手の力が必要になってくる予感がします。

皆様はどのように考えますでしょうか。

【参考サイト】


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