来季のブレーク候補!森博人投手【中日ドラゴンズ・短編】
今季、中継ぎとして自己最多の30試合に登板した森博人投手。球威ある直球を武器に、打者を圧倒しました。
強力リリーフ陣の一員として、プロ初勝利も記録。さらなる飛躍へ、森投手の投球に期待がかかります。
球威は抜群!
現状、勝利の方程式は清水達也投手、ロドリゲス投手、R・マルティネス投手とリーグを代表する投手が揃っています。
他にも藤嶋健人投手、祖父江大輔投手、谷元圭介投手など、厳しい場面を何度も経験してきた投手が控えています。
来季、プロ3年目のシーズンを迎える森投手。球威だけでいえば、勝利の方程式入りを果たせる力を持っています。
大ブレークの予感
課題は制球面です。今季はボール先行になる場面も多く、30回と3分の1で、17個の四死球を与えてしまいました。投げている球は最高級なだけに、もったいないと感じる場面もありました。
ただ、回跨ぎをこなせるタフさを持つ森投手の存在は、来季も貴重になってきます。森投手がいなければ、あっという間に中継ぎ陣全体が疲弊し、勝負の夏を迎えた頃には息切れしている可能性もあります。
球威ある直球を生かしつつ、少しでも制球面が安定すれば、さらに中継ぎ陣の層が厚くなります。
ここまで、順調に登板数を伸ばし、プロの世界で着実に成長している森投手。来季は今年の清水達也投手のように、大ブレークを果たしてもおかしくありません。
【参考サイト】
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