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パーフェクト投球&見事な緊急火消し 【中日ドラゴンズ・8日西武戦】

ドラゴンズは8日、敵地で西武と対戦。1対1で引き分けました。

先発は涌井秀章投手。古巣相手に3㌄をパーフェクトに抑え、上々の仕上がりをみせました。

また、4回に緊急登板した田島慎二投手が好投。今季も頼りになりそうです。

ゴロアウト5つ

ストライク先行の投球をみせた涌井投手。被安打を許さず、三振を3つ奪いました。

残る6つのアウトのうち、ゴロアウトは5つ。直球、変化球ともに低めに集め、涌井投手らしさが詰まっていました。

球数は37球と理想的。文句のつけようがない投球でした。

効果的だった落ちる系変化球

直球の割合は56.8%。投球の半数以上を占め、変化球をより生かしました。

変化球は、スライダーが24.3%で最多(9球)。カウントに関係なく、アウトコース低めに集めていました。直球とのコンビネーションが抜群で、投手有利のカウントを作りました。

続いて、落ちる系の球が13.5%(5球)。はっきりした球種は分かりませんが、恐らくチェンジアップかシンカーだと思われます。

3つ奪った三振のうち、2つはこの落ちる系の球。見逃し三振と空振り三振が1つずつで、いとも簡単に打者を打ち取っていました。

この日の投球を見て、不安なところはありません。このまま順調に調整を続ければ、開幕ローテは確定的です。

シーズン中も頼もしい存在

リリーフで光ったのが田島投手。味方の危険球退場によって緊急でマウンドに上がりました。

無死一塁から併殺打でピンチの芽を摘むと、次のイニングも登板。この回も3者凡退に抑え、これ以上ない役割を果たしました。

シーズン中も、予期せぬアクシデントによって緊急登板する可能性もあります。今季も強力リリーフ陣の一員としてスタンバイする田島投手。非常に頼もしく感じます。

新戦力の活躍続く

侍ジャパン戦から続く投手陣の好投。今季もドラゴンズの強みになること間違いなしです。

このまま、誰も故障なく調整を進めてほしいと願うばかりです。

野手陣でも、ブライト健太選手と田中幹也選手が躍動。オープン戦3試合目にして、チーム初となるマルチ安打を記録しました。

新戦力の活躍が続いています。

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