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【中日】高橋周平選手か福永裕基選手か 立浪和義監督はどちらの復調を待つ? ~6/15~

◇6月15日 ロッテ10-0中日(ZOZOマリン)

連日、中日の守備が乱れました。中でも気になるのが、高橋周平選手の状態です。

13日の日本ハム戦で本塁打、前日のロッテ戦ではマルチ安打を記録し、1軍昇格後の打率は.375と好調(試合前時点)。

この日は無安打でしたが、第3打席に右翼方向へ本塁打性の特大ファールを放ち、一定の調子を維持しています。

一方、守備では連日の失策。特に、前日の失策は一時同点に追いつかれるキッカケとなりました。

福永裕基選手か、それとも高橋周選手か。立浪和義監督は難しい選択を迫られます。


打撃の調子は高橋周選手だが・・・

福永選手は現在、12打席連続無安打(1四球を除く)。打率は.256まで下がり、苦しんでいます。

前日は「2番・指名打者」でスタメン出場しましたが、3打数無安打、2三振。7回に代打を送られました。

打撃の調子だけを考えれば、高橋周選手に軍配が上がります。

ただ、中日らしい野球を実現するには、失策を極力減らす必要があります。

ミスは仕方ないですが、高橋周選手のここ2試合の守備は、スタメンを剥奪されてもおかしくない内容です。

難しい2択

立浪監督に示された選択肢は、大雑把に分ければ2つ。

打撃の調子を評価するか、守備力を評価するかの2択です。

福永選手は今季、三塁の守備で好守を連発しています。ここまで失策は1つしか記録していません。

一方、高橋周選手もここ2試合は乱れているとはいえ、ゴールデングラブ賞を2度受賞した守備力は貴重です。

元々、高橋周選手がレギュラー奪取に足りないと考えられていたのは打撃。守備は心配されていませんでした。

福永選手の打撃か、高橋周選手の守備か。どちらの復調を待つか、立浪監督は難しい選択を迫られます。

立浪監督の思い描く構想

この日は完封負けを喫しましたが、現状の打線は高橋周選手の力を必要としています。

次戦の予告先発は左腕のメルセデス投手。ディカーソン選手がスタメンを外れることが予想され、福永選手にチャンスが巡ってきます。

慣れない球場での試合とはいえ、交流戦も残り1試合。1つでも借金を減らすことが求められます。

高橋周選手の守備、福永選手の打撃。どちらも不調のままセ・リーグの戦いに戻れば、立浪監督の思い描いた構想が崩れます

残された時間は多くありません。立浪監督は両者の復調を促すため、犠牲を伴う難しい決断が待っています。

【参考サイト】


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