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逆襲の2023へ ③投手編 #19~#24【中日ドラゴンズ】

 第3回となる連載企画「逆襲の2023へ」。今回は背番号19・高橋宏斗さんから背番号24・福谷浩司さんです。最後まで是非、ご覧ください。

 第2回の連載企画、谷元圭介さんから梅津晃大さん編も是非、ご覧ください。


19・高橋宏斗さん

 先発投手陣の中で、昨季から最も成長した投手といって良いでしょう。1年目の昨季は1軍登板なしに終わりましたが、今季は登板間隔を空けながら1軍に帯同しました。

 19試合に登板して6勝7敗、防御率2.47と素晴らしい成績を残し、次世代エースの力を示しました。特に暑い夏場の7、8月に調子を上げ、7月は防御率0.84、8月は防御率0.89と2ヶ月連続で脅威の防御率0点台を記録しました。

 規定投球回には到達しませんでしたが、セ・リーグの奪三振ランキングは堂々の3位。広島の森下暢仁さん、阪神の青柳晃洋さんなど各球団のエースを抑え、セ界にその名をとどろかせました。

 来季も登板間隔を空けるのか、それとも他の投手と同じように中6日で登板するのか。どちらになるかは分かりませんが、故障だけには気を付けて、来季は2ケタ勝利、そしてタイトル獲得も視野に活躍してほしいです。

21・岡田俊哉さん

 今季は先発転向し、新たな役割でスタートしましたが、2試合の登板に終わりました。6月11日の日本ハム戦では、わずか1㌄で降板。先発で成績を残すことは出来ませんでした。

 2軍では中継ぎ登板が多いように、岡田さんは中継ぎが似合います。貴重な中継ぎ左腕として輝ける場所は残っています。来季はプロ14年目。年齢も30歳を超えてきますが、再びマウンドで輝く岡田さんに期待です。

22・大野雄大さん

 竜のエースとして今季も君臨しました。打線の援護に恵まれない試合もありましたが、8勝をマーク。防御率はチームトップの2.46と、エースの貫禄を魅せました。

 今季は157㌄を投げ、これで4年連続規定投球回に到達。誰もが認める竜のエースです。来季は味方の援護も受けてノーヒットノーラン、そして完全試合を達成してほしいです。

24・福谷浩司さん

 今季は1勝に終わった福谷さん。昨季は開幕投手を務めるなど、実力はエース級ですが、思うような成績を残せませんでした。

 今季の中日は、長期連戦で先発ローテのやり繰りが苦しそうな時がありました。ドラフト会議では即戦力投手を指名し、先発ローテに厚みをもたせようとしています。

 しかし、守護神と開幕投手を経験をした福谷さんが中日にはいます。様々な経験を武器に、来季は先発ローテに返り咲き、テンポの良い投球が期待されます。

【参考サイト】


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