逆襲の2023へ ②投手編 #14~#18【中日ドラゴンズ】
連載企画「逆襲の2023へ」。第2回の今回も投手編として、背番号14・谷元圭介さんから背番号18・梅津晃大さんを紹介します。最後まで是非、ご覧ください。
第1回の根尾昂さんから橋本侑樹さん編も是非、ご覧ください。
14・谷元圭介さん
今季も勝敗を左右する苦しい場面を何度も救った谷元さん。2017年の日本ハム時代以来となるセーブも挙げ、チームに欠かせない存在として輝きました。
37歳とベテランながら、昨季を上回る34試合に登板。防御率2.61と今季も安定感抜群でした。
また、通算500試合登板を達成し、現役投手ではヤクルトの石川雅規さんに次ぐ第6位。実績と経験が豊富な谷元さんが、来季も苦しい場面を救ってくれます。
16・岩嵜翔
予想もしない竜デビューでした。開幕2戦目の3月26日。最初の打者に対し1球もストライクが入らず、四球を与えたところで降板。そして。これが今季の最終登板となりました。
ソフトバンクから又吉克樹さんの人的補償で中日に加入した岩嵜さん。又吉さんの穴を埋める「8回の男」として期待されましたが、無念の離脱となりました。
トミー・ジョン手術を受け、来季中の復帰は不透明となっていますが、威力ある直球と鋭く落ちるフォークを武器に、マウンドへと戻ってくる岩嵜さんを今は待つしかありません。
17・柳裕也さん
昨季、最優秀防御率・最多奪三振・ベストナイン・ゴールデングラブ賞に輝いた柳さん。今季も規定投球回に到達しましたが、惜しくも2年連続2ケタ勝利とはなりませんでした。
シーズン終盤は試合序盤から球数を要するケースが多く、9月28日のDeNA戦では危険球退場処分を受けるなど、明らかに本来の姿ではありませんでした。
ただ、シーズン最終戦となった10月2日の試合では、根尾さんの後を継いで4㌄無失点。球数は64球と理想的で、来季に向けて最高の形で締めくくりました。
先発ローテを引っ張り、右腕では1番手の柳さん。若い投手も増える中、来季も右のエースとして躍動してほしいです。
18・梅津晃大さん
春先にトミー・ジョン手術を受けた影響で、今季の登板はありませんでした。持っている球は素晴らしく、誰が見てもエースになれる逸材ですが、今季は試練の時を迎えました。
焦らずリハビリを続け、来季のどこかでバンテリンドームのマウンドに戻ってくる姿が楽しみです。
【参考サイト】
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