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【中日】立浪監督の眼力が勝利に直結? ルーキー・松本健吾投手を攻略した決断とは  ~5/26~

◇5月26日 中日5-0ヤクルト(バンテリン)

交流戦前最後の試合。中日の先発・仲地礼亜投手が1回で降板し、予想外の試合となりました。

その中で、中日打線が初回から機能。先制、中押し、ダメ押しと理想的な攻撃をみせました。

仲地投手のアクシデントを完璧に補ったリリーフ陣はさすがですが、それ以上に大きかったのが立浪和義監督の決断です。


前日ベンチスタート3人を抜擢

ヤクルトの先発は、ドラフト2位ルーキーの松本健吾投手。

プロ初登板の広島戦(15日・松山)で、完封デビュー。無四球&2桁奪三振は、史上初の快挙でした。

その松本投手に対し、立浪監督は前日ベンチスタートだった石川昂弥選手、ビシエド選手、石橋康太捕手をスタメンで起用。

結果、石川昂選手が3安打1打点、ビシエド選手が2安打1打点と大暴れ。

立浪監督の策が見事にハマりました。

立浪監督の決断が勝利を後押し

右腕の松本投手が、前回のプロデビュー戦で打たれた安打は3本。

秋山翔吾選手、宇草孔基選手、林晃汰選手と全員が左打者でした。

一方、立浪監督がスタメンに抜擢した3選手は、いずれも右打者。

2軍戦を含めたデータなのか、選手個々の状態を見極めたのか分かりませんが、立浪監督の決断が勝利を後押ししました。

石川昂選手は2度、ビシエド選手は1度フェンス直撃の長打を放ち、石橋捕手は7人の投手を無失点リード。

スタメンを外れたカリステ選手は前日安打を放ち、福永裕基選手も選球眼を活かして四球を選ぶなど、打線の繋ぎ役として活躍していました。

不調でスタメンを入れ替えたわけではなく、立浪監督の眼力が光りました。

交流戦で貯金生活へ

チームは、20勝22敗5分の借金2で交流戦に挑みます。

昨年は17勝29敗、借金12で交流戦に挑んだことを考えると、今年は善戦しています。

勝ち試合を落としたこともありますが、着実に成長しています。

立浪監督の眼力が交流戦でも光り、貯金生活へ。

仲地投手の状態は心配ですが、悪くない流れで交流戦に挑めます

【参考サイト】


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