見出し画像

【中日ドラゴンズ】まさに腕の見せ所!難しいリリーフ運用を任された首脳陣 ~7/28巨人戦~

昨日、㌄数を稼げるリリーフ・岡野祐一郎投手について書きました。上田洸太朗投手が抹消され、ロングリリーフの重要性が高まってきていると感じたからです。

この日、先発の涌井秀章投手が打ち込まれ、2㌄もたずに降板。必然的にリリーフをつぎ込む展開となり、立浪監督の采配に注目が集まりました。

序盤から崩れた試合をどのように戦うか。リリーフが崩壊しないよう、細心の注意を払う必要があります。


勝ちパターン温存はプラス

涌井投手の後を受けた砂田毅樹投手、田島慎二投手が2㌄登板。齋藤綱記投手も㌄跨ぎを行い、何とか試合を進めました。

岡野投手も前日に続いて連投。仕方ないこととはいえ、リリーフ陣に負荷のかかる試合となりました。

勝ちパターンの勝野昌慶投手、清水達也投手、R・マルティネス投手の出番をなくしたという点は、プラスに捉えることができます。

腕の見せ所

143試合の長丁場、このような試合があることは立浪監督も想定内のはずです。ただ、投手運用に頭を悩ませていることは確実です。

明日(29日)の予告先発は高橋宏斗投手。好投すればいいですが、本調子でなかった場合は継投が難しくなります。

本来であれば早めの継投が実現しても、この日のようにリリーフに負担がかかった試合の次の日というのは、首脳陣の腕の見せ所となります。

勝ちパターンは温存できたため、6回まで投げてくれれば勝機が見えてきます。

ベテラン&新戦力&若竜

投手陣が好投すると、打線が打てない。打線が打つと、投手陣が崩れる。今季、チームの歯車がハマる時が少なく、苦しい戦いが続きます。

祖父江大輔投手、谷元圭介投手のベテラン勢に加え、新加入のフェリス投手の力に頼りたくなるようなチーム状況へと変化しつつあります。

2軍で復帰登板を果たした松山晋也投手の1軍再昇格も待たれます。枚数、質ともに申し分ないリリーフ陣なだけに、崩壊すればチームも崩れます。

今カードの戦いぶりが、8月の戦い方を大きく変える予感がします。今季に集中するのか、それとも来季を見据えるのか。

リリーフ陣に赤信号が灯った時、どこまで借金が膨らむのか。想像するだけで、背筋がゾッと寒くなります。

皆様はどのように考えますか?

【参考サイト】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?