【中日】OP戦貯金5で終了! 固まっていないあのプランはどうする? ~3/24~
立浪竜はオープン戦20試合を戦い、10勝5敗5分の貯金5で終了しました。
藤嶋健人投手の離脱はありましたが、リリーフ陣は今季も頼もしい存在となることを証明。
また、野手では三好大倫選手や高橋周平選手が活躍。明るい材料の多いオープン戦となりました。
一方、あるプランは固まりきらないまま開幕を迎えます。不測の事態ではなく、シーズン序盤から考えられることです。
立浪監督の迷いが伝わってくる事態に、シーズンではどのような起用をみせるのでしょうか。
中田選手の穴埋め
固まってないプラン、それは中田翔選手が欠場した時の穴埋めです。
中田選手は、開幕前最後となる3月23日、24日のロッテ戦で欠場。
無理をする時期ではないとはいえ、143試合と長丁場のシーズンでは欠場する試合も多くなることが予想されます。
中田選手を獲得した時点で考えなければいけないプランでしたが、オープン戦の起用をみると立浪監督の迷いが伝わってきます。
守備面の起用に迷い
中田選手がスタメンから外れた7試合で、一塁のスタメンに選ばれた選手が5人。この時点で、立浪監督が様々な選手を試し、最良の形を模索し続けていることが分かります。
中田選手が務める「4番」は、昨季チームトップの24本塁打を放った細川成也選手が7試合中5試合務め、メドは立っています。
守備面で模索し続けている結果、中田選手が欠場する場合の起用が固まっていません。
石川昂弥選手を一塁で起用し、オープン戦打率.391と好調な高橋周平選手を三塁で起用すると思いましたが、この日の一塁スタメンはカリステ選手。まだ迷いが伝わってきます。
左打者の1番手
候補は、石川昂選手、カリステ選手、宇佐見真吾捕手に絞られます。
開幕後しばらくは選手の調子、相手投手によって起用法が変わることが予想されます。
ただ、1つだけ明らかになっているのが、左打者の1番手は宇佐見捕手だということです。
相手投手が左打者を苦手にしているのであれば、宇佐見捕手が真っ先に起用されます。
この日は捕手としてスタメン出場。しかし、開幕マスクは木下拓哉捕手が起用されることが予想されます。
打力が魅力なだけに、一塁を守れる左打者の1番手は宇佐見捕手だということがオープン戦で明らかになりました。
不幸中の幸い
本来であれば、中田選手が「4番」にどっしり座っていることが理想です。
一方、体の状態を考慮する必要があることは、中田選手獲得に乗り出した時から不安視されていたことです。
開幕後、立浪監督がどのような答えを導き出すのか。
例年以上に選手層が厚い今季、絶望的な問題になっていないことは不幸中の幸いです。
【参考サイト】
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