DeNA、阪神、ロッテの1位指名選手は！？【ドラフト会議】

　いよいよドラフト会議の日がやって来ました。今年のドラフトは異例ともいえる9球団がすでに1位指名を公表。1位指名を公表された選手の中で重複している選手はおらず、まさに異例のドラフトが始まろうとしています。

　9球団の1位指名選手が判明している状況ですが、今回は残り3球団の1位指名選手を予想しようと思います。真剣に予想しましたが、恐らく当たりません。ですが、最後までご覧頂けると幸いです。

DeNAは金村さん？

　現時点（9時現在）で指名を公表していない球団はDeNA、阪神、ロッテです。DeNAは即戦力右腕、もしくは捕手を指名すると考えられます。DeNAは今年2位に入りましたが、守護神の山﨑康晃さんがメジャー移籍する可能性があります。

　また、先発では大貫晋一さんに次ぐ右の柱が欲しいところ。競合を覚悟するなら吉村さんや仲地さんを指名しますが、あえて競合しにいくとは考えにくいです。先発をこなし、リリーフ適性もありそうな金村尚真さん（富士大）を1位指名すると考えられます。

　ただ、捕手の指名も考えられます。嶺井博希さんがFA宣言する可能性があるからです。高城俊人さんを戦力外通告し、今年のドラフトで捕手を指名することはほぼ間違いないでしょう。しかし、来季優勝するためには、若い捕手よりも即戦力投手が必要です。よって、DeNAは金村さんを1位指名すると考えます。

阪神は浅野さん？

　阪神は高松商高の浅野翔吾さんを指名すると考えます。浅野さんは今夏の甲子園で大活躍し、世代No.1スラッガーとして呼び声高い選手です。すでに巨人が1位指名を公表していますが、阪神は競合覚悟で浅野さんを指名すると考えます。

　来季から指揮を執る岡田彰布さんが就任会見の際、大山悠輔さんを一塁、佐藤輝明さんを三塁で固定することを示唆しました。となると、外野の枠が空くことになります。浅野さんがすぐに1軍で起用されるかは別としても、中軸を担う外野手が欲しいことは間違いないです。

　阪神の本拠地・甲子園で活躍し、知名度もあります。阪神は競合覚悟で浅野さんを指名すると思います。

ロッテは戸井さん？

　ロッテは左腕、中村奨吾さんの後釜、遊撃手が補強ポイントだと考えられます。その中で私は天理高の戸井零士さんを指名すると考えています。戸井さんは春夏甲子園に出場し、広角にライナー性の打球を飛ばしました。

　中村奨さんの後を継げる逸材ですし、戸井さんは現在遊撃手です。中村奨さんがFA宣言をするかは分かりませんが、どのような結果になったとしても、戸井さんはロッテの補強ポイントに合致する選手です。

　左腕も重要な補強ポイントであるでしょう。しかし、戸井さんは中村奨さんのようにチームの顔となれる逸材です。昨年は多くのメディアの予想とは違い、松川虎生さんを指名しました。今年のロッテは戸井さんを指名すると考えます。

　指名予想は難しく、的中させることは困難です。しかし、なぜか自信はあります。ドラフト会議でどの選手が指名されるのか。育成ドラフトの最後まで目が離せません。