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本拠地デビュー!徐々に見えてきた仲地投手の形 【中日ドラゴンズ・4日侍ジャパン戦】

4日の侍ジャパン戦。期待のドラフト1位・仲地礼亜投手が本拠地デビューを果たしました。

味方の失策から本塁打を浴びるなど、苦しいスタートとなりましたが、牧秀悟選手、村上宗隆選手、岡本和真選手のクリーンアップを打ち取り、修正能力の高さをみせました。

1㌄だけの登板でしたが、前回登板(2/26広島戦)とはひと味違った投球をみせた仲地投手。さすがドラフト1位右腕です。

直球の割合多く

この日は直球を中心に投球した仲地投手。全12球中、直球系は9球。75%を占めました。

前回登板では、直球系の割合は50%。各球団の主力選手ばかりが揃う侍打線に対し、強気の投球をみせたといっていいでしょう。

相手が早打ちということがあったからか、それとも同じセ・リーグの打者が多かったからか、理由は分かりませんが意図的に直球を多く投げた可能性があります。

変化球

変化球はカーブが1球、スライダーが2球。カーブは前回登板同様、カウント球として使いました。浅いカウントでカーブを使うことは、仲地投手の持ち味なのかもしれません。

前回、変化球の中で最も多く投じていたフォークは0球。低めに集まった素晴らしい球だと感じていましたが、この日は投じませんでした。

ストライク率

最も注目すべきはストライク率です。死球を1つ与えましたが、ボールはわずか2球。ほぼストライクゾーンの中に球を集め、打者の打ち気を誘いました。

2失点こそしましたが、全く心配することがないほどの投球をみせた仲地投手。

この日対戦した中野拓夢選手、牧選手、村上選手、岡本選手とはシーズン中も対戦する可能性が大いにあります。セ・リーグを代表する選手たちに対し、臆することなくストライクゾーンに投じることができる、さすがドラフト1位ルーキーです。

今後、イニング数を伸ばした時の投球がどうなるのか。打たれることもあるかもしれませんが、早くから1軍の舞台で活躍する予感がします。

【参考サイト】


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