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【中日ドラゴンズ】2023年キャンプ終了! どうなる?先発ローテ争い ~前編~

約1ヶ月にわたるキャンプが終了し、いよいよオープン戦が本格化してきます。そこで気になるのが先発ローテーション争い。ドラゴンズの強みは自慢の投手力。リリーフ陣とあわせ、今季も投手陣が踏ん張る試合が多くなると予想されます。

開幕投手を含め、一体誰が先発ローテーションの座を勝ち取るのでしょうか。

残る先発ローテの枠は

今季も先発ローテの柱として期待される小笠原慎之介投手、大野雄大投手、柳裕也投手の3名は確定的です。ここに昨季6勝を挙げた松葉貴大投手、トレードで加入した涌井秀章投手が加わると予想されます。

本来であれば昨季6勝を挙げ、WBC日本代表にも選出されている高橋宏斗投手も先発ローテに加わりますが、WBCでの登板状況によっては、開幕ローテから外れる可能性も考えられます。

そうなると、残る先発ローテの枠は1枚。熾烈な競争が繰り広げられる予感がします。

熾烈な争い

キャンプでは、鈴木博志投手、福谷浩司投手、橋本侑樹投手が先発として登板。ドラフト1位ルーキー・仲地礼亜投手もオープン戦で好投し、名乗りを挙げました。

鈴木投手は19日のキューバ戦で5回1失点と好投。鈴木投手の新たな持ち味でなる打たせて取る投球で、アピールに成功しました。

ただ、26日の広島とのオープン戦では、3回7失点と打ち込まれ、厳しい結果となりました。

対左打者で課題

特に対左打者の成績が悪く、左打者と17人対戦し、被安打102四死球。右打者は完璧に抑えているだけに、課題がはっきりとみえた試合でした。

この日の投球が良ければ、先発ローテ争いで大きく前進していた鈴木投手。いきなり2軍落ちというのは考えにくく、まだチャンスがあるはずです。

入団当初はリリーフとして豪速球を武器にしていた鈴木投手。今も球速、球威ともに申し分ありませんが、打たせて取る投球に武器が変化しました。

新たな個性を手に入れつつある鈴木投手が、先発ローテ争いを盛り上げてくれそうです。

一気に飛躍の可能性

福谷投手は21日の練習試合(対日本ハム)で先発登板。強風の影響もあってか、4回4失点という結果でした。

ドラゴンズ入団当初はリリーフ、2014年には守護神を務めた福谷投手。2020年に先発として8勝を挙げると、翌年には開幕投手。実績は誰もが認めるところです。

低めに制球し、コントロールは間違っていないように見えます。わずかなことで一気に投球内容と成績がかみ合い、先発ローテの座を勝ち取る可能性は十分あります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。次回は後編をお届けします。よろしければスキ、フォローをよろしくお願いします。

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