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【中日】立浪監督の采配が勝利に直結!? 9回の猛攻を生んだ準備とは ~6/11~

◇6月11日 中日4-0日本ハム(エスコンF)

1-0で迎えた9回表。先頭の細川成也選手が二塁打を放ち、無死二塁と追加点のチャンス。

しかし、中田翔選手、ブライト健太選手が打ち取られ、2死二塁に。守護神のR・マルティネス投手がいるとはいえ、嫌な流れが漂いました。

そんな中、加藤匠馬捕手の適時打に田中幹也選手の2点本塁打。4-0と一気にリードを広げ、勝利をほぼ確実にしました。

立浪和義監督の理想の野球を実現するような、今後に繋がる勝利です。


勝利への準備

1-0の8回裏、高橋周平選手と加藤匠捕手を守備固めで投入。試合展開と中日打線の状態を考えると、1点を守る野球を行う必要がありました。

マウンドに松山晋也投手を送り、守備で日本ハムに圧をかけた立浪竜。ジワジワと相手を土俵際に追い込み、僅差の試合をモノにする態勢を整えました。

中日らしい野球のフィナーレに、R・マルティネス投手を投入。そんな展開が予想されましたが、9回表に3得点。

嬉しい誤算ではありますが、勝利への準備を着実に進めていた立浪監督。

点差は開きましたが、中日らしい野球が北海道の地でも実現しました。

勝利に導くピース

高橋周選手はこの日、ブライト選手とともに1軍登録。

三塁の福永裕基選手が試合前時点で打率.288、2試合連続マルチ安打中とスタメンを外れる理由はなく、高橋周選手はベンチスタート。

今後、福永選手が外野で起用されない限り、高橋周選手はベンチスタートが多くなることが予想されます。

その中で、求められる役割は守備。この日の高橋周選手は、満点のプレーで勝利に貢献しました。

加藤匠捕手とともに、役割が明確になりつつある今、勝利に導くピースとして欠かせない存在になります。

勝利の女神が微笑んだ理由

打線が追加点を奪ったことで、着実に勝利することができた中日。サヨナラ負け、延長戦の可能性をグンと下げました。

勝利の女神が微笑んだのも、立浪監督が1点を守り切るために準備を整えていたからです。

もちろん、加藤匠捕手、田中選手の打撃が称賛されることは大前提ですが、立浪監督の理想の野球が実現しました。

【参考サイト】


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