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【中日ドラゴンズ】芽を出した新たな守護神候補!リリーフ陣の強さがここに! ~6/25ヤクルト戦~

25日のヤクルト戦(バンテD)。ドラゴンズは5対1で勝利し、カード勝ち越しを決めました。

交流戦明け最初のカード。少しでも上位に近づくため、絶好の再スタートを切りました。

そんな中、心に響いた采配がありました。松山晋也投手の起用法です。

育成から這い上がり、急成長している松山投手。首脳陣の期待の高さがうかがえ、未来の守護神候補として名乗りを挙げました。

勝ち試合の9回に登板

8回表終了時点で4対1。3点差のままであれば、迷いなく守護神・R・マルティネス投手が投入されていた試合展開。

8回裏、龍空選手の適時打によって4点差に開き、セーブシチュエーションではなくなりました。この時、ブルペンではR・マルティネス投手が準備していると考えられ、そのまま投入するかと思われました。

しかし、9回のマウンドに上がったのは松山投手。ベンチには祖父江大輔投手、藤嶋健人投手も控えていましたが、立浪監督は松山投手を選択しました。

清水投手のように

2軍では抑えを務め、10セーブを挙げていた松山投手。未来の守護神候補として期待されていたことは間違いないですが、ここまで早く勝ち試合の9回を任されるとは想像していませんでした。

150㌔超の直球に、鋭く落ちるフォーク。リリーフ、守護神としての素質は十分伝わってきていました。前日の試合ではプロ初ホールドを記録し、順調すぎる1軍生活を送っています。

松山投手のようなパワータイプのリリーフは、強力なドラゴンズ投手陣にとっても新鮮です。昨年の清水達也投手のように、大きく羽ばたく可能性もあります。

次なる守護神を作る必要性

試合序盤から点差が離れていた場合、9回に別の投手が起用されていた可能性もあります。清水投手も守護神候補としての階段を上り、現在は苦しみながらも「8回の男」を務めています。

シーズン開幕前から発信していましたが、R・マルティネス投手が君臨している今だからこそ、次なる守護神候補を作りあげておく必要があります。

考えたくありませんが、R・マルティネス投手がメジャーに移籍するという可能性は十分考えられ、退団してから慌てていては遅すぎます。

その中で、松山投手が勝ち試合の9回を見事に投げきったことは、未来のチームに繋がります。

1つの選択肢として、芽を出した松山投手。リリーフ陣の強さは、こういった所にあるのかもしれません。

皆様はどのように考えますでしょうか。

【参考サイト】


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