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松田さんを獲得してはどうでしょうか【中日ドラゴンズ】

 中日は27日のDeNA戦に敗れ、CS進出の可能性が消えました。この日は8回に一挙5点を失い敗戦しましたが、シーズン通してチームの課題は打撃だと改めて感じました。

12球団ワーストの本塁打数

 岡林勇希さん、土田龍空さんら若竜が台頭していますが、チームとして長打力不足は明白。広いバンテリンドームが本拠地という部分はありますが、12球団ワーストの62本塁打は寂しい数字です。同11位の阪神は83本塁打と、20本以上差をつけられています。

 昨季のドラフト会議ではブライト健太さん、鵜飼航丞さん、福元悠真さんと長打力が武器の大卒野手を獲得しましたが、中々上手くいきませんでした。

 もちろん、1軍で4本塁打を放っている鵜飼さんのフルスイングは魅力的で、日本人離れしたパワーも持っています。輝かしい未来を作ってくれそうではありますが、すぐに長打力不足を解消するためには、ある程度実績ある選手の獲得が必要です。

通算301本塁打の長打力

 そんな時、ソフトバンクの松田宣浩さんが構想外になったというニュースが報じられました。来季で40歳になるベテラン選手ですが、通算301本塁打を放っている長打力は魅力的。明るいキャラクターを含め、中日は獲得する価値があると思います。

 近年は打率2割3分台と苦しんでいますが、昨季は115試合に出場して14本、2020年シーズンは116試合に出場して13本と二桁本塁打をマークしています。

 球場の広さが違うとはいえ、中日で今季二桁本塁打をマークしているのはビシエドさん1人。阿部寿樹さんが現在9本塁打と二桁に到達する可能性はありますが、中日にとって松田さんが貴重な存在になることは間違いありません。

勝利の味知る松田さん

 また、松田さんは勝利の味を知っています。2017年から20年まで日本一を経験し、数多くのリーグ優勝も経験しています。12年からCS進出が遠ざかっている中日にとって、常勝ホークスの主力だった松田さんの経験が生きるはずです。

 松田さんがどのような契約を望んでいるかは分かりませんが、福留孝介さんが引退された今、経験豊富で長打力のある松田さんの獲得で、選手層が厚くなります。

 今季は0本塁打と不振に陥った松田さんですが、中日は獲得を検討して欲しいと思っています。皆様は、どう考えますでしょうか。

【参考サイト】


※成績は、全て9月27日現在です。

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