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【中日ドラゴンズ】守備位置にヒント?石川昂選手の今後の起用法 ~6/9楽天戦~

前日、細川成也選手を4番に抜擢し、8得点を挙げたドラゴンズ。一方、石川昂選弥選手はスタメンから外れました。

この日から敵地で楽天と3連戦。石川昂選手をどのように起用するのか。立浪監督の采配に注目が集まりました。

試合は4対5で敗戦。連勝とはなりませんでした。

3つの選択肢がある中

石川昂選手は「6番・一塁」でスタメン出場。ビシエド選手と入れ替わる形で、その他の打順は前日と同じでした。

石川昂選手を起用するには、DH、一塁、三塁と3つの選択肢があります。前日本塁打を放った鵜飼航丞選手を外すか、試合前時点の月間打率が3割の高橋周平選手を外すか、6日の試合で猛打賞を記録したビシエド選手を外すか。

3選手とも安打を放っていただけに、下手に打線をイジりたくないところ。大幅に打線を組み替えれば前日の流れが消失する恐れもあります。

それでも、立浪監督はビシエド選手を外し、石川昂選手をスタメン復帰させました。

我慢して起用していく

14打席連続無安打中の石川昂選手。前日にも投稿しましたが、どのような起用になるのか非常に難しい試合でもありました。

鵜飼選手、高橋周選手、ビシエド選手は決して打率が高いわけではありません。前日の流れを意識するなら、石川昂選手をスタメンで起用しないという選択肢もあったはずです。

すぐに石川昂選手がスタメン復帰したということは、今後も我慢して起用していくという首脳陣からのメッセージでしょうか。

身体の状態を確認しながらということになると思いますが、若い大砲を育てるという意味でも石川昂選手のスタメン復帰にはホッとしました。

ベンチに控えさせおくのはもったない逸材です。現在の不調も、今後の活躍の糧になると考えているのではないでしょうか。

守備位置にヒント

一塁を任せたことも、重要なポイントです。DH制の試合は残り2試合。先を見据えた起用が必須となります。

そんな中、三塁ではなく一塁を任せたことに、今後の起用法のヒントが詰まっていると感じました。

DH制が使えなくなった時、石川昂選手を起用するためにはビシエド選手か高橋周選手のどちらかをスタメンから外す必要があります。

石川昂選手を三塁で起用するなら高橋周選手を、一塁で起用するならビシエド選手がスタメンから外れることになります。

DHなしの戦い

この日の起用を見る限り、石川昂選手は一塁で起用されるということでしょうか。高橋周選手が5番で機能し始めている今、チーム状態を考えると1番無難な形かもしれません。

次戦も石川昂選手が一塁、もしくはDHで起用され、高橋周選手が三塁のままなら、DHが解除される13日からの試合も同じ形で挑むことが見込まれます。

DHはボーナスのようなもの。正式なルールではありますが、セ・リーグのドラゴンズはDHなしの戦いが基本です。

交流戦前と交流戦後、どれほど打線に変化が生まれるのでしょうか。

【参考サイト】


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