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【中日】橋本侑樹投手・梅野雄吾投手が収穫? チーム課題は明確も最強リリーフ陣完成へ ~5/21~

◇5月21日 中日1-1巨人(東京D)

リリーフ陣が踏ん張り、打線が最後まで繋がりませんでした。

7回表、田中幹也選手にプロ初本塁打が飛び出したものの、その後は安打すら生まれず。計8つの四球を選びましたが、活かせませんでした。

課題は明白で、今後も打線の奮起が求められることは間違いありません。

その中で、明るい材料を探すとすれば、延長で橋本侑樹投手、梅野雄吾投手がそれぞれ1イニング無失点に抑えたこと。

他球団も警戒する、最高のリリーフ陣が完成されつつあります。


レベルが1段階上がった

これまで、延長のような厳しい場面では、勝利の方程式を除いて勝野昌慶投手や齋藤綱記投手などが起用されていました。

ただ、勝野投手は防御率6.32と本調子ではなく、齋藤投手もここ2試合はピンチを招くなど、やや調子を落としていました。

そんな状況で橋本投手や梅野投手が無失点に抑えたことで、リリーフ陣のレベルが1段階上がったことを示しました。

中日のリリーフ陣から得点を奪うことは難しい。

他球団にそう思わせることができるような、投手陣にとって価値ある引き分けでした。

橋本投手の価値ある登板

特に、橋本投手にとって大きな一歩を踏み出した登板でした。

悪癖の制球難が顔を出し、先頭の立岡宗一郎選手は3ボール1ストライク、続く吉川尚輝選手には四球を与えました。

巨人打線は岡本和真選手、坂本勇人選手と続く場面。厳しい結果が待っていることを覚悟しましたが、この2人に対しては失投らしい失投がありませんでした。

勝負所で四球は与えず、スコアボードに「0」を並べた橋本投手。

球数は23球要しましたが、価値ある登板となりました。他球団も、さらにマークしてくる予感がします。

本当の強さが浮かび上がる

奮闘する投手陣に白星をプレゼントするためにも、打線の奮起は必須です。

8回以降、四球を5つも選んだことは評価できますが、1本も安打が生まれなかったことは寂しい限りです。

この日に限った話ではなく、何度も指摘されている中日の課題です。

厳しい場面で登板する橋本投手、梅野投手に白星がついた時、本当の強さが浮かび上がります

【参考サイト】


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