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【中日】立浪監督の決断が称賛されるまであと一歩? 竜打線に訪れた今後のポイントとは ~6/13~

◇6月13日 日本ハム9-4中日(エスコンF)

立浪和義監督の決断が称賛されるまで、あと一歩でした。

村松開人選手、福永裕基選手、田中幹也選手と、今季の中日内野陣を象徴するメンバーをスタメンから外し、板山祐太郎選手、高橋周平選手をスタメンで起用しました。

村松選手は8日の楽天戦以来、10打席安打なし(犠飛除く)。福永選手は1四球を除き、9打席安打が生まれていませんでした。

議論を生む打順は、勝敗によって評価が変わります。今回は敗れましたが、立浪監督の眼に注目が集まった試合でした。


5回までは作戦がハマる

「2番・二塁」で出場した板山選手は、一時勝ち越しとなる適時打、右中間フェンス直撃の三塁打を放つなど、3安打2打点の活躍

前回スタメンだった9日の楽天戦に続き、猛打賞を記録しました。

高橋周選手は、初回に先制本塁打。昨季はプロ入り後初となる本塁打なしに終わっていただけに、久々の本塁打となりました。

5回、この日センターでスタメン出場していたカリステ選手がソロ本塁打を放ち、4-2とリード。

5回終了までは立浪監督の作戦がハマり、鉄壁のリリーフ陣に繋ぐ展開がみえました。

村松選手・福永選手外しの評価

田中選手はコンディションを整える必要があるとはいえ、村松選手、福永選手は毎試合スタメン起用されるだけのプレーをみせています。

前日、完封負けを喫していたとはいえ、立浪監督が下した村松選手、福永選手のスタメン外し。もし、連日完封負けを喫していれば、批判が集まっていました。

実際、村松選手、福永選手が出場せず完封負けを喫すれば、万全の策を取ったのか疑問が湧く采配。我慢が足りないように映ります。

その中で、スタメンに抜擢された板山選手と高橋周選手が活躍。勝利に結びつけば文句なしでしたが、選手層の厚さをみせつけました。

立浪監督の決断

今後のポイントは、一定の成果をみせた打線を継続するか、解体するかの決断です。

板山選手、高橋周選手は次戦のスタメンを勝ち取るような活躍をみせたとはいえ、村松選手、福永選手をベンチに置いておくことはもったいないです。

選手層が厚くなってきたことを示す嬉しい悩みとはいえ、肝心の勝利に結びついていないことは悩み所です。

次戦はロッテ戦(ZOZOマリン)。予告先発は右腕の種市篤暉投手(4勝・防御率2.62)。簡単に攻略できる投手ではありません。

交流戦の勝ち越しが消滅し、1つでも借金を減らす戦いに挑む立浪監督の決断に注目です。

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