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今までありがとうございました!中日を去る選手達

 とうとう中日にも戦力外通告が訪れました。中日は平田良介さんをはじめ、山下斐紹さん佐藤優さん渡辺勝さんタバーレスさんルーク・ワカマツさんマルクさん滝野要さん、育成契約の大嶺祐太さん浜田達郎さんと来季の契約を結ばないと発表しました。

 毎年訪れる戦力外通告。仕方ないことかもしれませんが、中日でプレーしてくれた選手の戦力外は、胸が痛みます。今回は、各選手に対する思いを少しずつ述べていきます。

平田良介さん

 平田さんは別記事でも書いたように、構想外というニュースが出た瞬間、衝撃を受けました。中日一筋17年の平田さん。引退するまで竜のユニフォームを着ていると思っていたので、とても寂しい気持ちになりました。

 独特の打撃フォーム、刀のように伸ばすオレンジ色のバット。生涯、平田さんのプレースタイルを忘れることはないでしょう。通算1046安打、105本塁打と実績は十分です。他球団でも活躍されることを願っております。

 平田さんの構想外について書いた記事も是非ご覧ください。

山下斐紹さん

 山下さんは2年間中日でプレー。持ち前の力強いスイングは、長打力に欠ける中日打線にとって貴重なものでした。今季、阪神のエース・青柳晃洋さんから本塁打を放った場面が非常に印象的でした。

佐藤優さん

 佐藤さんといえば2018年シーズン。一時期守護神を務め、5セーブを挙げました。この年は42試合に登板して防御率2.08。中継ぎの柱になることが期待されました。しなやかな腕のフォームから放たれる直球は唯一無二の武器で、印象的でした。

渡辺勝さん

 育成ドラフト6位から這い上がった苦労人です。昨季は自己最多の48試合に出場し、2本の本塁打を放つなど存在感を示していました。なにより、一本足打法が印象的でした。

タバーレスさん

 今季途中から加入した助っ人投手でした。1軍ではわずか3㌄の登板に終わりましたが、日本の独立リーグから加入するという異色の経歴を持つ助っ人として印象的でした。

ルーク・ワカマツさん

 今季途中に支配下登録を勝ち取った選手です。野手不足が深刻だったチームを救う存在として期待されました。1軍ではわずか2試合の出場に終わり、チーム事情に左右された苦しい結果となりました。

マルクさん

 唯一無二の投球フォームが印象的だったマルクさん。育成から這い上がり、2020年に1軍初登板を果たしましたが、厚い中継ぎ投手陣の壁に阻まれてしまいました。今季は2試合に登板しましたが、苦しい成績に終わりました。

滝野要さん

 今季はシーズン途中に1軍昇格を果たすと、11試合に出場して打率3割と好成績を残しました。ラッキーボーイのような存在でしたが、2軍降格後は再び1軍の舞台に立つことはありませんでした。今季は二塁も守り、いつも全力でプレーする姿が印象的でした。

大嶺祐太さん

 今季から育成契約で中日に入団した大嶺さん。プロ16年目ということもあり、実績は十分でしたが支配下登録には到りませんでした。1軍のマウンドで大嶺さんの姿を見ることができなかったのが、本当に残念です。

浜田達郎さん

 大谷翔平さん、藤浪晋太郎さんと共に「高校BIG3」と評されていた浜田さん。2014年には先発として5勝を挙げる活躍を魅せましたが、近年は故障に悩まされている印象が強かったです。

 投球フォームも変えたりと、様々な試行錯誤をしていた浜田さん。持っている力はエース級なだけに、非常に寂しいです。

それぞれの道

 今後、現役を続行するのか、引退するのか分かりませんが、中日のユニフォームを着て、多くの人に勇気と感動を与えてくれました。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!


【参考サイト】


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