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【中日ドラゴンズ】気になったリリーフ陣の起用法 最大の強みに変化が起きている? ~8/17巨人戦~

勝利の方程式が崩れたのか、それとも調整登板なのか。

2点を追う6回に勝野昌慶投手、8回に清水達也投手が登板し、豪華なリレーが実現しました。

試合展開を考えると、絶対に追加点を与えたくない場面。勝野投手、清水投手を投入し、反撃を待ちたいという意図は分かります。

この起用を見る限り、松山晋也投手の評価がグングン上昇していることが分かります。次回、松山投手は勝利の方程式入りしているのでしょうか。


仮に同点、逆転した場合はどうする?

勝野投手が11日、清水投手が12日以来の登板ということで、調整登板という可能性も十分考えられます。

ただ、ベンチに藤嶋健人投手や松山投手が残っている中で、6回に勝野投手を起用したことは驚きました。

仮に6回裏の攻撃で同点、逆転した場合、勝利の方程式の一員である勝野投手を起用することはできません。

イニング跨ぎは現実的ではなく、誰かに7回のマウンドを託す必要があります。そうなった場合、2試合連続ホールド中の松山投手の登板が予想されます。

夏場にダウン、急成長する投手

勝利の方程式が崩れようとしている要因として、勝野投手の状態が落ちてきていることが考えられます。

7月の月間防御率は5.06。8月は試合前時点で6.75。シーズントータルの防御率は2.11と素晴らしい成績を残していますが、夏場に入って成績を落としています。

勝野投手はリリーフ転向1年目。成績を落としたり、最悪の事態を想定したうえで首脳陣は起用しているはずです。

松山投手が急成長を続ける今、立浪監督は選手個々の状態を見極めて上手く起用しているということでしょうか。

今季終了の合図を阻止するため

ドラゴンズの強みであるリリーフ陣。リリーフ陣が崩壊すれば、これまで以上に借金が膨らみ、勝ち試合も拾えなくなります。

試合終盤を抑える勝利の方程式があるからこそ、少ない点差を守るドラゴンズらしい戦いができます。

勝利の方程式が崩れた時、今季が終了した合図だと考えていいでしょう。それだけに、この日の起用法に敏感になってしまいます。

ただの調整登板か、それとも松山投手が勝利の方程式入りを果たしたのか。サヨナラ劇が続き明るいニュースが飛んでいますが、勝利の方程式の行方だけは些細な事でも絶対に目が離せません

皆様はどのように考えますか?

【参考サイト】


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