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【中日ドラゴンズ】後藤選手の起用法を今一度見つめ直すべきでは? ~9/3広島戦~

今季のドラゴンズを象徴するような、苦しい野球でした。

先発の柳裕也投手が好投し、野手陣に安打が生まれる、しかし、チャンスであと1本が生まれない。

シーズンも残り24試合となったところで、改めて浮かび上がった課題。

この日は代打・後藤駿太選手に1本が生まれて重苦しい試合を動かしましたが、危うい試合展開であったことは間違いありません。

2位・広島相手に敵地でカード勝ち越しを決めたことは喜ばしいことですが、来季に向けて足りないピースを埋める必要があります。


代打で登場→試合から退く

足りないピース、それは代打です。1対0でリードした8回表のチャンス、代走に三好大倫選手、加藤翔平選手を起用し、何が何でも1点を奪いにいく姿勢をみせました。

その後、代打・後藤選手が適時打を放ち、その裏の守りからは鉄壁の守備陣が登場。ドラゴンズらしい、少ない点差を守りにいく最終局面へと進みました。

最近の采配をみても、後藤選手に信頼を置いていることが分かります。この日も、後藤選手が代打起用されたことに違和感はありませんでした。

ただ、後藤選手の良さを最大限発揮するには、ここぞの場面で代打で登場し、試合から退くことなのでしょうか。

接戦を制するには大きな損失

後藤選手の良さは、走塁と強肩を生かした守備です。しぶとい打撃も魅力ですが、それ以上に走塁と守備に魅力を感じます。

加藤翔選手と同じく、本来は代走から出場し、守備固めに就くというのが後藤選手の良さが最大限生きる道ではないでしょうか。

チーム事情もありますが、後藤選手が代打だけで退くことは非常に大きな損失です。

接戦になればなるほど、守備が重要となってきます。特に、大量得点を望めないドラゴンズの野球で勝利を掴むには、後藤選手の守備力が必要です。

リスクあるも、良さを生かすべき!

代打として期待された川越誠司選手が1軍にいない中、この起用法は仕方のないことかもしれません。

しかし、来季を見据えるなら、とっておきの代打を作り、後藤選手の良さを生かす環境を整えるべきです。

木下拓哉捕手、宇佐見真吾捕手によるポジション争いに敗れた方を、代打の1番手として起用する案も考えられます。

少ない点差の中、次々と守備固めの選手を投入し、破壊力をなくした打線にするのもリスクがあることは分かっています。

それでも、代打の形を今季終了までに作りあげ、後藤選手の良さをさらに生かす環境を作るべきではないでしょうか。

このままでは、後藤選手の良さが半分しか出ていないように感じます。

皆様はどのように考えますか?

【参考サイト】


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