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パットナム/ギャレット『上昇』掲載グラフ一覧
パットナム/ギャレット『上昇』(創元社)ですが、全部で82枚の図が掲載されています。2枚は新聞・雑誌挿絵の引用で(図3-2、図5-6)、残りの80枚がデータを示すグラフです。パットナムの手による書籍は、データソースとしての有用性がいつも非常に高いですが、ここでは掲載された図について、図表索引がわりにテーマ別に整理しておきます(以前も『アメリカの恩寵』のときに作成しました)。
本書に掲載された図の
パットナム/ギャレット 『上昇』 エピグラフ "what's past is prologue"をめぐって
パットナム/ギャレット『上昇』第1章の冒頭(エピグラフ)に以下の言葉が出てきます。
これはシェイクスピア『あらし』第2幕第1場の台詞、嵐に遭った船の漂着後、アントーニオがセバスチャンに対し兄から王位を簒奪することをそそのかすシーンです。ここまでに起こったことはお膳立て、ここからの主役はわれわれですよ、といった感じでしょうか。本書では、過去をふまえて、未来の行き先を決めるのはわれわれ(読者と筆者)