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スマホのない時代にバックパッカーで東南アジア4国へ

カナダに行く前に有給で東南アジア旅3週間

トヨタ自動車を辞めて、成人式のあとにカナダのトロントに渡航しました。

2010年の1月です。もう10年前かぁと驚きますが、この10年は本当にいろんな経験をさせてもらって、20歳で世界を見てきた経験があったからこそだと思うので、気合を入れて書きます。

2009年の12月は有給消化で休みをもらってました。本当にありがたいことです。

その間、何をしていたかというとタイ、ベトナム、カンボジア、ラオスをバックパッカースタイルで旅してました。

これが人生初のバックパッカーでした。まだスマートフォンもない時代で、バンコクのカオサンには活気があったように思います。

今でこそ玄人旅人で70ヵ国を旅した僕ですが、みなさんと同じようにトラブルに巻き込まれたり、いろいろと苦労しました。
(でもトラブルは圧倒的に少ないとは思います。)

3週間のルート

ルートはこんな感じでした。飛行機は使わず、すべて陸路。

バンコク → アユタヤ → シュムリアップ → プノンペン → ホーチミン → ニャチャン → ダナン → ビエンチャン → バンビエン → ルアンパバーン → ハノイ

この旅程を3週間でこなしました。けっこう急いだ旅でしたね。

行くところを細かく決めていたわけではなかったので、地球の歩き方を持って、その都度どこに行こうかな?と考えながら旅をしていました。

本当はラオスに行く予定はなかったのですが、途中会った複数の旅人から絶賛されたので、行ってみることに。

ダナンからビエンチャンのバスは山道を走るし、予約したのになぜか座席が空いてなくてバスの真ん中に小さなイスを置いて座らされるし、
けっきょく20時間くらいかかって、大変な移動でした。

ルアンパバーンではお腹を壊し、ホーチミンではトランプ詐欺に遭いそうになったりも。

ずっと行ってみたかったアンコールワットは本当に感動したし、バックパッカーの聖地と呼ばれるカオサン通りには、世界中の旅人が集まっていて活気があった。
バンビエンは何にもないけど、沈没するにはもってこいの居心地の良さがあった。

20代の10年間は本当にいろいろ経験したけど、すべてはこの東南アジア旅から始まった。
そんな気がしています。

まだスマートフォンがなかった時代。それはそれで面白かった。

世界一周ってしてもいいんだ

バンコクの宿には世界一周をしている人や、オーストラリアでのワーホリを終えて、東南アジアをサーフトリップしている人などがいました。

当時の僕は、世界一周なんてできると思っていなくて、実際にしている人がいることにも衝撃を受けました。

世界一周って、してもいいんだ。

今でこそSNSを覗けば、世界一周をしている人は山のようにいるんですけど、このときのSNSなんてmixiしかなかった。

世界一周してる人はいたと思いますよ。それこそインターネットがない時代や、ものすごい円安の時代から。

それも2年とか世界を旅している人もいて、2年も旅していいんだ。。と固定観念がぶっ壊されました。

日本人宿に行けば、旅ノートというものがあって、自分はどこから来て、次にどこに行く、と記しておく。自分が持っている地球の歩き方を宿の寄付して、これから行く国の地球の歩き方を持って、宿を後にする。

ビザの情報や、予防接種は○○だと安く受けることができる、近くの美味しくて安いレストラン情報など、旅情報が詰まったノートが各宿にあって、それを読むことが旅の醍醐味だったのです。

今では世界一周なんて学生時代にやっておくもの、就活のためのネタ探しみたいな風潮がありますが、当時のポンコツな僕には想像もできないことでした。

僕の友人も5年とか旅してた人がいますけど、そういう人とも簡単に繋がれる時代になり、

LCCを使えば、そんなにお金をかけずに世界一周できてしまう時代です。

スマホさえあれば、なんでも調べることができて、どこにでも行けてしまう。
良くも悪くも、世界は小さくなったなと思います。

だからこそ僕は、誰かを追うような旅ではなく、自分へ挑戦するような旅をしているのかもしれません。

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