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自分の足で歩いて、自分の目で見てきた世界の写真を集めました。
2019年1月に登った南米最高峰アコンカグアについて
20代の10年に旅をしたり、海外に住んだり、起業したり、海外の山を登ったり、といろいろな経験をすることができたので振り返り
きっかけ2019年1月下旬 僕は、南米最高峰アコンカグア6,962mに登るため日本を旅立ちました。 アコンカグアへ登るには2週間ほどの期間が必要で、この間いろいろな出来事があったのですが、 結果だけ先にお伝えしておくと、 1月21日に登山口から登り始め、入山13日目の2月2日に登頂することができました。 (出典:https://inkaexpediciones.com) この生死をかけた2週間については、別の記事に分けて書いていきます。 なぜアコンカグアに登りたいと
ミラノは仕事の関係でよく行きます。ローマよりも行った回数は多いと思います。 キレイな街で全然イタリアっぽくないですが、良い街ですよね。イタリアは南に行けば行くほど、イタリアっぽさが増していきますが、ミラノはただのキレイなヨーロッパの街という感じです。 次はもっとの北のバレンナや、ドロミテへ行ってみたい。 ガレリア ショッピングアーケードのガレリア。ブランド店が並んでいます。夜は絶好の撮影スポットになります。 ドゥオーモ ミラノと言えばこれっ!DUOMO駅を出るとす
パリには何度も訪れています。キレイな部分もあり汚い部分もありますが、何度来ても楽しい素敵な街です。 ルーブル美術館 サント・シャペル エッフェル塔 真下から エッフェル塔(シャイヨー宮側から) エッフェル塔(アルマ橋側から) 凱旋門 シャンゼリゼ通りから ホテル Moxy Paris レストラン ノートルダムの近くの日本人シェフのお店。店名忘れちゃいました。 撮影スポットを地図にしてみました! エッフェル塔は、橋を渡ってメリーゴーランドのあるほう
2019年2月5日(火) 旅あるあるアコンカグアから帰ってきて昼くらいまで熟睡するかと思いきや、意外と早く起きた。死闘を繰り広げた体は、全身筋肉痛だ。 これからやらないといけないことは、INKAのオフィスに行って登頂証明書をもらったり、レンタルしたブーツを返却しにいったり、衣類をクリーニングに出したり、これからの南米旅行の計画を立てたりする日にすることにした。 Diegoに借りていたアタックザックも返さないといけない。住所を教えてもらわないと。 このホステルは1泊だけ
2019年2月4日(月) 最後の朝アコンカグアベースキャンプ、世界一豪華と呼ばれるプラザ・デ・ムーラスで迎える最後の朝だ。今日も快晴、気持ちよく歩くことができそうだ。 今日中にメンドーサまで戻る予定なので、バックパックに入れて持っていくものは水とちょっとした食料のみだ。 往路と同様、ペ二テンテスのホテルまでムーラで荷物を運ぶためINKAのスタッフにテントなどの荷物を渡す。今回は70リットルのグレゴリーバックパックも預けて、小さなアタックザックのみ持って下山することにした
2019年2月3日(日) C3からBCへ登頂の翌日、喜びもつかの間、今日はこのC3コレラ6,000mからBC4,300mまで下山しないといけない。しかもC1にデポしてある荷物もすべて回収して。 おそらく6時間くらいあれば下山できるだろう。しかしさすがに体中が痛み、筋肉痛のような感じだ。 15時間も歩いた、さすがに疲労は溜まる。 登るのも大変だが、下るのも大変。でももうこのキャンプ生活も終わりだ。明日にはメンドーサに戻って、シャワーを浴びて、ワインも浴びる。ステーキも食
2019年2月2日(土) 出発サミットプッシュの朝を迎えた。朝4時、まだ日は昇っていない。 そして雪が降っているのか、テントに氷が当たるような音がする。 ヘッドライトを点ける。テントのファスナーを開けて外を見てみると、地面が真っ白になっていた。とりあえず火を起こして、昨日作って寝袋に入れておいた水でお湯を沸かす。 朝食用に取っておいた最後のラーメンを茹でる。 この戦いを今日で終わらせる。そんな気持ちでいたが、もちろん天候によっては途中で引き返さないといけない場合もあ
2019年2月1日(金) C3コレラ今日も快晴。C2ニドから最後のキャンプ地C3コレラを目指す。 前回のサミットプッシュ時にC3を通ったことがあるが、明るい時間に行くのは初めてなので、道は覚えていない。 寝袋をたたみ、テントをたたみ、すべての荷物を持って、C3に向かう。 標高は6,000m、ここから3時間くらいの行程だ。 予定では、明日の朝5時くらいにはサミットに向けて出発したいので、ちょっとでも順応するためになるべく早く到着しておきたい。 13時くらいに着ければ
2019年1月31日(金) C2ニドへ朝がきた。INKAのテントでボトルいっぱいに水をいれてトイレをして、山頂へ向けて、出発の準備をする。 日程の延期はない。最小限の食料と荷物を持って、今回は一気にBCからC2まで荷揚げをする。 BCからC2までは6時間の行程だ。9時頃に出発して、途中C1での休憩も入れて、16時くらいには着けるだろう。 4,300mから一気に5,500mまで登る。 サトキ君はもうC1に向けて出発しているんだろうか。一本道なので、どこかでまた会うだろ
2019年1月30日(木) 登頂者たちとの再会ベースキャンプでの朝を迎えた。体調は良い。僕の中ではもう一度だけアコンアグアに挑戦することを決めていたが、まだ完全には決断してはいなかった。 ベースキャンプを歩いていると、 先日のサミットプッシュ日に、6,400mのインデペンデンシアで会ったスコットランド人の二人とすれ違った。 僕は気づかなかったのだが話しかけられて、この前インデペンデンシアで会った、と言われてやっと気がついた。 一緒に登ったDarioから、二人とも登頂
2019年1月29日(火) 一人目の日本人今日は一旦、BCまで下りようと思う。どのみちガスや食料がないのでC1まで下りないといけないが、C1には雪がないので滞在できない。 一度BCまで戻って、体制を立て直そうと思った。再チャレンジするかどうかまだ決めきれていない。 標高6,400mまで登ったんだ。登れない人のほうが多いんだから、登山初心者で健闘したじゃないか。 もうキリマンジャロの標高も超えている。 十分やったとも思えるが、地球の裏側まで来て手ぶらで帰るわけにもいか
2019年1月28日(月) 出発午前2時、サミットプッシュの朝がやってきた。といってもまだ真っ暗なのだが。気温はマイナス15℃くらいだろうか。正確にはわからないが今まで一番寒い。 軽い朝食を食べて、アルゼンチン人で登山経験豊富なDarioと大学教授のDiegoと一緒にC3コレラ、そして6,962mのサミットを目指す。 この日初めて、ダウンジャケットの上にゴアテックスジャケットを着た。これがないと風で凍えてしまう。パンツはいつもの薄手のパタゴニアトレッキングパンツに、モン
2019年1月27日(日) 登頂計画今日は休息と高度順応、サミットプッシュするための情報収集をする日にする。 BCで聞いた天気予報だと水曜日からしばらく天候が荒れる。通常の登山ペースで登頂を狙うなら、明日はC3コレラに滞在してその翌朝にサミットプッシュをするのが、理想。 だけど天候がそうはさせてくれない。 黄色いダウンを着ているのが、Dario 去年、アコンカグアを登頂したりアンデス山脈の山々を登っているらしい。背が高く185cmはあっただろうか。 青いダウンを着
2019年1月26日(土) 雪だC1カナダには雪がなくて、水が作れないことが判明した。ちょっと登れば雪があるとかそんな感じでもなく、C2のニド・デ・コンドレス(通称ニド)まで行かないといけないそうだ。 C1からC2のニドまでは3時間、標高は6,000m、今日もテントを畳んで20kg以上のバックパックを背負って、山を登る。 体調は大丈夫そうだ。プロテインのおかげか体が重たいなんてこともない。夜は真っ暗だし、やることもないので、ずっと寝ているせいかもしれない。毎日21時には
2019年1月25日(金) 雪がないBCでの最後の朝を迎えた。そしてC1へ向けて旅立つ前にようやくメディカルチェックを受けることができた。心拍数、血圧、SpO2という血液中の酸素量も問題なかった。 テントを畳んで、すべての荷物を持ってC1のカナダへ移動する。(必要なさそうな食料もあったので、INKAの倉庫に置かせてもらった) 昨日と同じ行程だ。3時間くらいかけてC1まで登っていく。 道を覚えてるわけではないし、完全な一本道というわけでもないけど、昨日よりも安心して登る
2019年1月24日(木) 標高4,000m以上の自然現象いよいよBCプラザ・デ・ムーラスを離れるときがきた。 といっても今日は、C1カナダまで荷揚げをして戻ってくる。一人で20kg以上の荷物を背負って登るのは初めてだ。 C1カナダは標高5,000mで、およそ3時間の道のり、下りは1時間30分くらいで行けるだろう。C1で昼ご飯を食べて、ゆっくり順応して日が暮れる前にはBCに帰ってくる、このスケジュールで行くことにする。 誰に教えられたわけでもない、たぶんこうだろうと考