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#08【マンガ学】正論では人は動かない〜鬼滅の刃〜

ご訪問ありがとうございます!
坂本恭通(やすゆき)です。

今回、マンガで学ぶ!
『鬼滅の刃』の第7 回目書いていきます!

前回の記事も合わせてどうぞ。

鬼滅の刃ってどんな漫画!?

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出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃12』

鬼滅の刃は、『ジャンプ』(集英社)で
連載していた人と鬼の切ない物語。

大正時代背景に、
鬼という人を食べる化け物が蔓延る世。
主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)は、
鬼により、家族を失い、
妹の禰󠄀豆子(ねずこ)は鬼と化してしまった。

妹を人に戻す方法を探すために、
鬼と戦う姿を描いた和風剣戟奇譚。

シリーズ累計発行部数は、
最終巻の単行本第23巻の発売をもって
1億2000万部を突破。

シーン:霞柱・時透無一郎との対峙

上弦の陸との戦いで刃毀れした刀が戻ってこない炭治郎は、刀鍛冶の里へ直接伺いに行きます。

刀鍛冶の鋼鐵塚さんを探す炭治郎は、
草むらで霞柱の時透無一郎と刀鍛冶の子ども
小鉄が揉めているところに出くわします。

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出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃12』

小鉄の一族がつくった戦闘用からくり人形の鍵を渡せと時透は要求するが、もう次で壊れてしまうと、頑なに拒否する小鉄。

小鉄の対応に関して、時透は、
『柱の時間と君たちの時間は全く価値が違う』
と鬼殺隊の主力の柱と、刀鍛冶との役割の違いについて、
冷徹に指摘するのでした。

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出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃12』

時透の主張に関して、炭次郎は、
時透の主張は、概ね正しくて間違っていない内容だが、
配慮が欠けていて、すごく残酷だと意見します。

剣士も刀鍛冶もそれぞれの役割を全うしていて、
上下関係なく、お互いを尊重し合うことが大事だと、
炭次郎は強く伝えるのでした。

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出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃12』

気づき:人の気持ちが動くのは感情

いかがでしたか?今回のシーンでは、
・正論を突きつけることが正解とは限らない
・どの立場の人も尊重し合うことの大切さ

が学べました。

結局この後、時透はからくり人形で修行をしますが、
からくり人形は持ち主が設定を変えることで、
違う動きや仕掛けを発動することができ、

持ち主の小鉄から反感を受けた時透は、
その仕掛けを知ることなく、
結局自分の時間を無駄にしてしまうのでした。

なので、炭次郎のように、
共に働く人や一緒にいる人、すべての方を尊重して、
感謝の気持ちで関わることで、多くの助けを得られ、
結果自分のプラスにもなるなと思います。

また次回も、マンガで学ぶ!
投稿していきます。


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