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#12【マンガ学】色々できる人は…~左ききのエレン~

ご訪問ありがとうございます。
坂本恭通です。

今回、マンガで学ぶ!
『左ききのエレン』の12回目書いていきます!

前回の記事も合わせてどうぞ。


左ききのエレンってどんな漫画?

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出典:かっぴー&nifuni『左ききのエレン5』

左さきのエレンは、『少年ジャンプ+』
(講談社)でリメイクされ連載されている
大手広告代理店を舞台にした群像劇。

主人公の朝倉光一は、広告代理店
のデザイナーとして夢を追いかけ奮闘する青年。

光一は、自分自身に天才のようなずば抜けた
才能が無いことを自覚しながらも、
学生時代に出会った類い希ない絵の才能を持つ
山岸エレンとの約束を胸に、凡人ながら、
天才になろうと足掻く青春人間ドラマ。

『天才になれなかった全ての人へ』
をテーマに展開されるストーリーは、
多くの読者の心を惹きつけ、
2019年には、ドラマ化された作品。

シーン:モデル・岸あかり

学生団体の代表として、ファッションショーを企画する光一。
友人の真理の紹介で、高校生でブランドを立ち上げた岸あやのを
運営に迎え、その妹のプロモデル岸あかりの出演も決める。

ファッションショー当日。岸あかりのランウェイ直前に、
あかりと顔を合わせる光一は、そのあまりの美しさに見惚れてしまいます。

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出典:かっぴー&nifuni『左ききのエレン5』

あかりは、光一に対して、代表として、
企画・運営・スポンサー探しと色々できることに対して
凄いと褒めますが、続けて

”私なんて服を着て歩くしかできないもん
超すご~

でもね
私は服を着て歩くしかできないから
その世界一になるの”

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出典:かっぴー&nifuni『左ききのエレン5』

そして、あかりは再度、光一に問います。
光一は色々と出来るみたいだけど、将来何になるの?と。

その問いに、光一は『オレ…何になるんだっけ』と何も答えられず、
続けて、『あーあ、色々できちゃう人ってかわいそう』
とあかりは言い捨て、ランウェイに向かうのでした。

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出典:かっぴー&nifuni『左ききのエレン5』

気づき:自分の強みを知る

いかがでしたか?今回のシーンでは、
・1つの強みを極めるのも強い
・何でもできる器用貧乏になっていないか?

ということが学べました。

岸あかりのプロとしての生き様が描かれたシーンで、
モデルという仕事に関しては、圧倒的才能はあるが、
それ以外のことは本人も言うように何もできない。

左ききのエレンで登場する『才能しかないクズ』の部類に入る
あかりに対して、光一は、
『これ!』といった光るものが分からないため、
色々なことに手を出して、たくさんやることで自分に自信を持とう
とした矢先のあかりとの対峙するいいシーンだなと。

何が正解か分かりませんが、
ただ何でもできる便利屋で、器用貧乏とならないよう、
1つを極めて武器になるものを身に付けることも意識してこうと。

次回もマンガで学ぶ!
投稿していきます。



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