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共感について考える。
こんにちは。飲食店経営者兼ブロガーのおおいしです。
僕の妻は『ハイキュー』が大好きです。バレーのやつ。もう『ハイキュー』の話ばかりで話についていけないので僕も全巻読むことにしました。
読んでみて面白いなとは思いました。梟谷の木兎が好きです。あとツッキーがなんかすごいやつのすごいスパイクをブロックしたときは感動しました。
*参照 『ハイキュー!!』19巻
で、全巻読み終わったあと妻に「ハイキューどうだった?」って聞かれて僕はやってしまいました。
「面白かったけどスラムダンクの方が面白いよね」と言ってしまったのです。
その後しばらく二人の関係がどうなったかはご想像にお任せします(笑)
このときの僕は圧倒的に「共感力」が足りませんでした。「共感力」があればこんな発言は絶対しなかったはずです。
そして僕は二度と同じ失敗はしないように「共感力」について考えることにしたのです。
1.共感力は相手を理解することから始まる
広辞苑で「共感」を調べると以下のように書いてあります。
他人の体験する感情や心的状態、あるいは人の主張などを、自分も全く同じように感じたり理解したりすること。
「広辞苑にはこう書いてある」は定番だから調べてみたけどまあ特に新しい発見はない。イメージ通りの「共感」。
共感力とは共感するための力です。そしてこの共感力が高い人ほど相手を喜ばすコミュニケーションに長けていると言えます。
それは身につけたい。もう妻に嫌われたくない。いろいろ調べた結果、名著『7つの習慣』に出てくる第5の習慣に行きつきました。第5の習慣は、
「まず理解に徹し、そして理解される」
これです。このことを意識し話を聞くことを「共感による傾聴」と言うそうです。出てきました!「共感」。
共感による傾聴とは、
自分のことを知ってもらうよりも先に、まず相手を理解しようと聴くこと、相手の身になって聴くことである。
これだ!これを理解していれば、スラムダンク発言はなかった。妻を理解し妻の身になれば、ハイキューを褒める以外の発言は不要だった。実際面白いと思っていたわけだし、嘘をつくわけではない。妻を理解しようとしなかったために余計な一言を言ってしまったのだ。
でもそれだけ僕はスラムダンク愛に溢れているのだ。そこはわかってほしい。理解してほしい。
…あ、だめだ。また相手を理解する前に自分を理解してほしいと思ってる。
まず相手だ。僕のスラムダンク愛は相手には関係ない。なかなかにムズカシイ。でも大好きなんだ、わかっtk…
2.共感力はすごいチカラを持ってる
さて、あなたが冒頭の僕と同じように相手が好きなものを「どうだった?」って聞かれたらどう答えるでしょうか?漫画でもお笑いでも料理でもなんでもいいです。
間違っても「○○の方が面白いよね」とか「○○の方が美味しいよね」とか言っちゃダメなのはわかってもらえたかと思います。(笑)しばらく関係が冷えること請け合いです。
おそらくできる人なら
できる人「めっちゃ面白かったよー!○○(相手の名前)はどこのシーンが好き?」
相手「私は○○のシーンが好きだよー」
できる人「うわーあそこめっちゃいいよね。○○が○○でさー(具体的な感想)。一番推しのキャラって誰だっけー?」
相手「○○かなー」
できる人「いいトコロつくねー!○○のシーンのセリフがバチクソかっこいいよねー」
と、こんな感じで共感を全面に出しつつ自然に相手に話をさせるようにすることでしょう。○○が多すぎて文章がゲシュタルト崩壊しそうですが(笑)
こんな会話をされれば相手は、
「この人すごい気が合うかもー」なんて思っちゃって二人で夜の街にしけ込むこと請け合いです。知らんけど。
共感力の高い人はモテるそうです。この人は私をわかってくれてる、この人ともっと一緒にいたいと思うんだとか。どっかの恋愛マスターみたいな人が言ってました。
そして、共感力は子育てにも重要です。子どもの話に「そうだね」「がんばったね」「つらかったね」などの共感の言葉をかけながら話を聞くと子どもの自己肯定感が高まり、自信が持てるんだとか。どっかの子育てマスターみたいな人が言ってました。
さらにさらに、共感力は部下や上司との関係にも役立ちます。上司は部下のやる気を引き出し、部下は上司の心を掴めるそうです。どっかの上司部下の関係マスターみたいな人が言っていました。
そう。共感力はまさにコミュニケーションにおける魔法なんです。魔法使いの人が言っていましたよ。
3.共感力を身につける
スラムダンク愛に溢れる僕ですがスラムダンクで好きなシーンがこのシーン。
*参照 『スラムダンク』19巻
田岡監督「池上!!ウチではディフェンスNo.1はお前だ。三井をお前1人に任せていいか?」
池上「やります」
どうですか。この自信に満ちた表情。前の海南戦で終了間際、牧がキープしたボールをはたくという超絶ファインプレーをかました余韻もあるのでしょうか。「俺は牧からボールを奪った男だぜ」と言わんばかりの表情です。
このシーン好きなんだよなぁ。
…どうですか?共感してくれましたか?
全然共感できなかった人は共感力が足りないかもしれないですよ(笑)
「いや、スラムダンクといえば桜木と流川のハイタッチのシーンでしょ」とか「”さあ整列だ”でしょ」とか言っちゃダメですよ(笑)
例え共感できなくても、
「池上が好きなんだねー、地味だけどいいプレーするもんねー」くらいの共感の言葉をかけてもらえれば僕は満足です(笑)
共感力を高めるには「想像力」と「観察力」が不可欠です。
「なんで池上が好きなんだろう?」
「自分がもし池上を好きだったらどんな言葉をかけてもらいたいだろう?」
こんな想像をして、相手の立場に立ってみる。共感はここからがスタートです。
そして観察力。相手が考えていることを想像するためには相手のことをよく観察していなければなりません。表情や仕草にどんな言葉をかけてもらいたいかのヒントが隠れています。
想像力と観察力を意識して共感力を高める。共感力が高まると人間関係が劇的に変化していきます。
4.共感とビジネス
ここまで共感力について書いてきました。
そして、ここまで書いてきて僕は気づきました。共感をテーマに記事を書こうと思ったのは「共感力を高めることが大事だ」ってことじゃなく「共感させることでビジネスになる」ってことを書きたかったからだと。
「共感させる側」じゃなく「共感する側」の記事書いちゃったよ。間違えた。でもここまでがんばって書いたのでこれはこれで一旦完成とします(笑)
で、共感させるってことなんですが、これはこれからのビジネスでは超重要項目になると僕は思っています。
クラウドファンディングやオンラインサロンはリターンよりも共感で支援やメンバーが集まります。まさに共感ビジネスです。YouTubeもクオリティの高い芸能人のチャンネルより共感を生む素人のチャンネルの方が再生されています。むしろ芸能人は一部を除いてYouTubeでは伸び悩んでいますよね。
こういうことを紐解いて「共感がビジネスになる」ってことを書きたかったんですが、今日は疲れたのでまた今度書きます。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。この記事を読んで何かプラスのことを一つでも感じてくれたらウレシイです。
そしてこの記事を読んだ『ハイキュー』ファンならきっとこう思うことでしょう。
『ハイキュー』じゃなくて『ハイキュー!!』だし!ってね。終わり。
こんなブログもやってます。こっちはマジメに書いてます(笑)↓
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