見出し画像

〇〇することで心の土台が強化される。

こんにちは。
おおいしです。

僕は
アドラー心理学の

幸福とは貢献感である

という幸福に対しての
スタンスが好きです。

誰かの喜びのために
自分ができることをする。

そこに自分の幸福もあるなら
こんなステキなことはないんじゃないかと
思ってます。

でも、
”自分の欲求を大切にしたい自分”も
もちろん心の中に存在しています。

ストレートに
自分の喜びを優先したい
という気持ちです。

この二つの矛盾した気持ちが
心の中に内在しているので

ときに葛藤します。


葛藤は次のような
場面でも起こります。

理想の未来をイメージして
何か行動を始めはしたけど
今日はめっちゃ疲れてる…
ってとき、

決めたからには必ずやる
と思う自分と

今日はマジで疲れてる
しっかり休んで明日に備えよう
と思う自分がいる。

ここでも葛藤しますよね。

実は、
この葛藤が
人の心を成長させる大事な経験なのです。

心を成長させるということは
心の土台を強固に
していくということです。

行動できる自分をつくる上で
とても大事な要素です。

なので今回は
そんな大事な葛藤についてのお話。

それでは
ご興味ある方は
どうぞご覧くださいませ。

1.答えのない問い

誰かの喜びを優先すべきか
自分の欲求を優先すべきか

という問いには
明確な答えがありません。
自分なりの答えを探すしかありません。

この問いに対して、

「僕は幸福とは貢献感だと思ってる。
 だからいついかなるときも
 相手の喜びを優先すべきだ」

という短絡的な思考をするのは
オススメできません。

あくまで自分の軸として
幸福とは貢献感である
というスタンスがありますが

それは万能な基準では
ないからです。

「〇〇のときは〇〇」
と決めてしまうのは
考えることを放棄しています。

悩む(葛藤する)

答えを出す

その結果を受け入れる

これを繰り返すことで
人の心は成長していきます。

結果が
良かった悪かったというのは
ただの結果でしかなく

そこまでのプロセスにこそ
意味があるんです。

葛藤を避けずに
存分に噛み締めながら味わう。

そんな姿勢が
行動できる自分をつくっていくのです。

2.すぐに正解を求めない

ネット社会に生きる現代人は
すぐに正解を求めてしまう
傾向にあるそうです。

正解を探すことが悪だとは思いませんが、

人生は
正解のない問いの連続です。

楽観的に捉えるべきか
小さなリスクも全て洗い出すべきか

その場の雰囲気で決めるか
細かい計画を立てるのか

いついかなるときも
こっちが正しいという答えはないですよね。

あとは、

愛とは何か
人生の意味とは何か
生きるとは何か

哲学的ですが
こういった問いにも明確な答えはありません。

安易に正解を求めて
手っ取り早い思考に逃げる。

それは
葛藤をしっかり噛み締めるだけの
心の土台ができていないからです。

心の土台が脆弱だと
依存体質にもなりがちです。

これはこうだ!
とはっきり言ってくれる
カリスマ的な存在に依存して

その人の言う通りにすれば
間違いないと信じてしまう。

結果、
自分で考え悩むことを放棄し
心の土台がさらに脆弱になっていく。

その状態で何かに挑戦しても
上手くいかないような気がしませんか。

葛藤することにぶつかったとき
行動をやめてしまうと思います。

すぐに正解を求めるのではなく
しっかり自分自身で悩み、

行動して、
また悩んで、

失敗したり
成功したり

その結果を受け入れながら
また行動して、
また悩んで。

そうやって心の土台を
育てることで
高いモチベーションを保ち
いろんなことに挑戦できる
強い自分ができていくのです。

3.まとめ

人はみんな
矛盾する一面を持っています。

一貫性を持ちながら
柔軟性も持ちたい。

勇気を持ちながら
慎重でもありたい。

何かに貢献したいけど
自分自身の欲も大切にしたい。


何かに挑戦するとき、
行動を始めるとき、

そんな自分の中の矛盾が顔を出して
葛藤することが必ずあります。

その葛藤を十分に味わいながら
心を成長させていけば

きっと
魅力的な人になっていくことでしょう。

「葛藤することで
 心の土台が強化される」
というお話でした。

それでは、
あなたの未来に幸あれ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?