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オランダに行くなら読んでおきたい本4冊

海外駐在や移住、旅行で別の国を訪れる時、その国の風土や文化を事前に知っておくと、見える風景が一味変わってきます。今回は、オランダに駐在していた経験から、オランダに関わる本で、お勧めできる本をリストアップします。

司馬遼太郎「街道をゆく オランダ紀行」

定番ですね。司馬遼太郎の紀行シリーズの一冊。咸臨丸のオランダと日本の意外なつながりなど、日本とオランダの歴史的つながりを知る上で勉強になりました。ちょっとキザな感じもするかもしれません。

長坂寄久「オランダを知るための60章」

JETROの元アムステルダム駐在員による執筆。
文化、風土、通史が読みやすくまとまっており、オランダの概観に丁度良いです。なお、エリアスタディーズシリーズは各国版もあります。

ヘルマン・ヤンセ「アムステルダム物語ー杭の上の街」

びっしりと4,5階建ての17世紀の建物が立ち並ぶアムステルダム。世界遺産にも登録されています。この建物が木の杭の上に立ってるって信じられますか? そんなちょっと驚きの話を建築学の視点から語った本です。アムスにいった時、建物の下にまで思いを寄せてしまう本です。いや、マニアック。

ロドニー・ボルト「オランダ人のまっかなホント」

オランダ人の日常生活がうかがい知れる本です。お手軽にオランダ生活がさっくり想像できます。1、2章のオランダをざっくり説明している部分だけでもオランダのエッセンス・雰囲気がつかめると思います。惜しむらくは筆者がアイルランド出身なのですね。オランダン人ちゃうんかいな!


終わりに

ということで、硬軟とりまぜて4冊紹介しました。以前紹介したマレーシア編とは違い、オーソドックスなものが多いです。

オランダへの海外移住、駐在、旅行の前なら予備知識として、後ならオランダの思い出をより深いものにするため、手に取られてはいかがでしょうか!

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