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【新型コロナ対策】葬儀業界 リモートワークの提案 ①目的と方法

こんにちは やすです。


先日葬儀でも新型コロナウイルスが確認されたことが報告され、私の方でも記事にさせていただきました。フォロワー様にもご紹介いただき、たくさんの方に記事を読んでいただきました。本当に感謝しております。

※まだお読みでない方は、是非お読みください。


新型コロナウイルスの影響でリモートワークを導入する業界も増えているようですね。家で仕事をすることで感染リスク軽減にも繋がりますし、移動時間も抑えられ効率的に業務を行えます。一方で社内の連携はとても重要になってくるようです。


新型コロナウイルスは世界的にも脅威となっています。また新型コロナウイルスにより死亡者も出ています。(ウイルスが直接的な原因でない場合もあります)



私は疑問に感じました。

新型コロナウイルスの脅威を目の当たりにしている業界が、リモートワークに取り組まずにどうするのか?
お葬式がない時も出社して、スタッフ同士が接触する必要があるのか?
葬儀で感染者が確認されたのに、従業員のリスクは考えないのか?


今回は葬儀業界でリモートワークを取り入れられるのかどうかを提案書としてまとめてみようと思います。当方小さな子供も抱えていますので、コロナウイルス感染は決して他人事ではありません。



それでは「葬儀業界 リモートワークの提案 ①目的と方法」

どうぞご覧ください。


業態・業種

【業界】葬祭業 【業種】サービス業 (労働集約型産業)

※労働集約型産業とは

⇒生産要素に占める資本の割合が低く、人間の労働力に頼る割合が高い産業のことを言います。お葬式は通夜・葬式とスタッフ対応が必要となり、人件費割合が高くなる傾向にあります。

同時に葬儀業界は葬儀が発生して初めて労働力が必要となる業界でもあります。極端なことを言えば、葬儀がなければ労働力は必要としません。


目的

・新型コロナウイルス感染のリスク軽減のため、スタッフ同士の接触を極力控える。
・会葬者への安心感を与えるため、会館全体として感染予防に取り組んでいることをアピールする。
・来館者からの感染を防ぐため日々最低限の人数で対応し、スタッフ家族にも安心を与える。


対応方法

・葬儀が発生していない場合、部署に最低限の人員のみを配置し他のスタッフは自宅待機とする。ただし葬儀並びに搬送業務が発生した場合、出動を要請することがある。


・出勤スタッフの業務は基本的に電話対応・来客対応・館内対応とし不要の外出は行わないものとする。会館の規模によるが、電話対応者(事務系統)と他スタッフ二名を配置し対応にあたるものとする。


・自宅待機スタッフは監督者の指示に従い業務を遂行する。また連絡をすぐにとれる状態を作り、業務はPC並びにSNSを用いて行う。自宅待機スタッフも不要の外出は行わないものとする。


メリット

・新型コロナウイルスの感染予防に繋がり、スタッフの安全を保証できる。


・不要の外出を制限し、スタッフ並びにスタッフ家族の感染に対する不安を軽減できる。


・来館者や会葬者との接触を最低限に抑え、万が一の感染拡大を最低限で留める。


デメリット

・労働集約型産業のため、自宅待機スタッフの業務内容が明確にならない場合がある。また自宅待機スタッフの行える業務が少ない。


・仮にPCを用いて業務を行う場合、PC機器に慣れていないスタッフもいるため環境やガイドラインの整備が難しい。


・自宅待機スタッフの業務を成果で判断するしかなく、基準を設けるのが難しい。



最後に


いかがだったでしょうか。


労働集約型産業は危機感があっても、実行に移すのが難しいですよね。


しかし葬儀業界は待ちの商売とも言われております。他の業界等と違い、店を開けない=売り上げ減という方式は成立しません。言い換えるなら葬儀業界は「必要な時だけ開ける」ことができます。

その為、労働集約型産業のなかでもリモートワークを取り入れやすい業界と考えます。


早めに考えておかないと、いざという時に慌てることになります。


リモートワークを取り入れられている業界の方がいらっしゃいましたら、どのような形で運営されているのかコメントいただければ幸いです。


次回は「葬儀業界 リモートワークの提案 ②具体案を考えていこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

※4月7日更新「葬儀業界 リモートワークの提案 ②具体案


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