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ハワイでもっとも愛と癒しを感じる聖地とは?

ハワイの島々で数々の聖地を訪れたが、私が個人的にもっとも愛や癒しのヒーリングエネルギーを感じた聖地はマウイ島の「ククイプカヘイアウ」だ。マウイ島北西部、カハクロア村に程近いメンデス牧場の入口付近から、山側へ延びる細い道を上って行くと馬が草を食んでいる牧場があり、その奥にククイプカヘイアウはある。
目の前には碧く輝く海が広がり、低い石垣で囲まれたヘイアウ内部は緑の芝生で覆われ、まるで御神木のように石の祭壇の後ろにはヘイアウを護る木が温かく見守っている。このヘイアウの景色は平和を凝縮したような穏やかでアロハ(愛)に満ちた場所である。

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ククイプカヘイアウが発見されたのは1995年、ごく最近のことだ。マウイ島在住のミュージシャンであり、スピリチュアル・ヒーラーでもあるレイオフ・ライダー氏が、インスピレーションを受けて、ガイドに導かれて探し当てた聖地だと伝えられている。
発見した当初は、雑草に覆われ、祭壇も見えず、荒れ果てた場所だったそうだが、レイオフ・ライダー氏みずからがリーダーとなり、彼女の仲間をはじめ、地元のボランティアの人たちとヘイアウを整地し、今ではヒーリングと世界平和を祈るヘイアウとして地元の人たちから愛される素晴らしいヘイアウとなっている。

ククイプカは “光への入口” という意味だ。ククイは “光”、プカは “穴”、穴は入口や門を意味する。天使の世界と私たちの住む三次元の世界を繋いでいるボルテックスになっていると言われているのだ。
ここは多くの学びや気づきを得られる場所だと言われている。ククイプカヘイアウのケア・テイカー(管理人)であるレイオフ・ライダー氏もここで数多くの学びを得たと言う。
世界平和を祈る聖地ですので、人種、国籍、年齢、性別など関係なく、すべての人を受け入れる祈りの場であり、すべての統合を重視しているヘイアウなのだ。祈りの捧げ方もその人それぞれで構わないという非常に寛大な心を持つ平和の聖地。この聖地で祈りを捧げると、人それぞれが持つ本来のバランスを取り戻し、癒しが与えられ、あるがままの自分でいいということを教えてくれる。つまり昔から伝わるハワイの叡智、ホオポノポノの癒しで至福感を得られる場所だと伝えられている。
既成概念に縛られて凝り固まったハートを解き放ち広げてくれる波動が流れているヘイアウだ。

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このヘイアウに入るには、いくつかの約束事がある。

① 裸足でヘイアウ内に入ること
② 入口のところの石に手を置き、祈りを捧げ、挨拶をすること
③ 大きな音を立てずに静かに祈りを捧げるか、チャントを唱えること
④ ヘイアウ内で飲食は厳禁
④ 祭壇には腰掛けたり、石を動かしたりしないこと
⑤ 瞑想している人の邪魔をしないこと
⑥ 特にお供え物は必要ないが、もしお供えするなら花、水、レイ、植物など自然に帰るものにすること

裸足になってヘイアウの中に入ると、じんわりと身体が暖かくなったり、ジンジンと痺れを感じたりする人もいる。人間は大自然の一部であるということを忘れずに、感謝と謙虚な心を持つことが大切だ。
マウイ島へ訪れる際には、この地に詳しい人の案内で行かれることをお勧めする。いきなり近くまで訪れても案内もないし、どこが入口なのかもきっとわからないだろう。マウイ島の聖地に詳しいガイドに頼るのが一番だと思う。英語ができる人は月に1度、聖地のお掃除に参加してみるのもいいかも知れない。聖地のお掃除をするとハワイの神々との繋がりを強化することになるはずだから。

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